6月7日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

サイバートラスト(4498)

マイナンバーカード関連のコアストックとして注目します。同社の成長を支える高成長牽引サービスは、まず1つ目にiTrustです。行政サービスも電子的な本人確認の利用がこれからますます広がっていくことが見込まれています。このようなマイナンバーカードの普及と利用用途の拡大、これに同社がパートナー企業と協業することで、このニーズをしっかり取り込んでトランザクションが増加するとその分課金され、同社の業績拡大につながる。これがiTrustのビジネスモデルです。トランザクションの拡大が収益の拡大につながり、それがリカーリングの成長につながるビジネスモデルになっています。

2つ目の主要サービスが電子署名のサービスです。世の中の大きな電子化の流れの中で、同社の電子データを改ざんから防止する、改ざんを検知する、あるいは契約において意思の表示を電子的に行う電子ハンコの代わりに、はんこの代わりになる電子署名を行うことが多くなります。この電子書面のトランザクションの増加が同社のiTrustの収益拡大、ひいてはリカーリングのさらなる拡大につながっていきます。

 

なお、2024年3月期の通期業績予想は売上高75億円、前期比21.6%増、営業利益前期比32.9%増の14億円、当期純利益は前期比31%増の9.5億円と、それぞれ30%を超える利益成長を目指しています。24年3月期の配当に関しては1株当たり17円50銭と、前期と同額を予想しています。

 

<本日の監視銘柄群>

三菱重工(7011)、IHI(7013)、三菱商事(8058)、伊藤忠(8001)、アドバンテスト(6857)、ソシオネクスト(6526)、カバー(5253)、シルバーエッグ・テクノロジー(3961)、JNSホールディングス(3627)、オンコリスバイオファーマ(4588)

 

<前日の東京株式市場>

6日の日経平均は前日比289.35円(0.90%)高の32506.78円と4日続伸しました。5日移動平均線(6日現在31656.86円)、25日移動平均線(同30368.14円)、75日移動平均線(同28696.77円)、100日移動平均線(同28296.19円)、200日移動平均線(同27891.85円)全て上回っています。7日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比210円高の32630円、高値は7日00時59分の32700円、安値は6日17時32分の32240円でした。6日の騰落レシオ(6日移動平均)は126.90%でした。新高値銘柄数は207、新安値銘柄数は6でした。また、MACD(12日-26日)は796.68、シグナル(9日)は702.27でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は94.41でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが7つ(前日は6つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

6日のNYダウは小幅に反発し、前日比10.42ドル高の33573.28ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同46.99ポイント高の13276.42ポイントでした。13、14両日に開かれるFOMCや、13日の5月の米CPIの発表を控え、様子見気分が強く、積極的な売買が手控えられました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

6日の米国株式相場が反発したものの大きな動きではなかったため、本日の東京株式市場も高値圏で膠着する見通しです。なお、引き続き、押せば、担がれている売り方の買い戻しが入る見込みのため、上がり易くて、下がり難い需給が続くとみています。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月31日の30887.88円を下回る必要があります。下回ることはなさそうです。

 

4月17日から6月6日まで、25日移動平均線が、34日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月28日の28856.44円を下回ることが必要です。下回ることはなさそうです。

 

ちなみに、5月31日に、「日経平均が5日移動平均線を下回ったものの、5日移動平均線自体は上向き」に変化しましたが、翌6月1日に、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化しました。今後は、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況に変化するまでは、上昇局面が続くとみています。

 

6月6日の東証グロース市場指数は前日比7.61p(0.77%)高の996.31pでした。5日移動平均線(6日現在970.22p)、25日移動平均線(同953.30p)、75日移動平均線(同959.34p)全て上回っています。5日移動平均線は、5月31日に上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、5月31日の951.61pを下回る必要があります。25日移動平均線は3日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、4月28日の947.60pを下回る必要があります。そして、75日移動平均線は、2日連続で上昇しました。本日下向きに転じるには、2月15日の972.92pを下回る必要があります。

 

東証グロース市場指数の25日移動平均線が、6月2日に上昇転換しました。短期資金の流入が期待できる状況に変化しました。目先は、本格的なリバウンドの発生を想定しています。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ