6月8日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

PKSHA Technology(3993)

AI関連のコアストックとして注目します。

 

業績は好調です。2023年9月期第2四半期連結累計期間は、AI SaaS領域における顧客基盤の拡大とプロダクトの機能拡充を目指す成長戦略のもと、AI SaaS事業下にある連結子会社間の協業の取り組みを推進してきた結果、AI SaaSの導入社数及び年間経常収益を着実に積み上げています。また、今後の成長に向けて優秀な人材の採用を進めるとともに、ソフトウエアプロダクトの強化や研究開発などの先行投資に注力しました。

 

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は66.61億円(前年同四半期比17.2%増)でた。これは主に、AI SaaS事業において各種プロダクトの販売が拡大したことによるものです。また、AI Research & Solution事業においてソリューション案件が堅調に推移したとともに、モビリティ事業でアフターコロナが意識されて需要が回復基調となりました。

 

営業利益は10.33億円(前年同四半期比23.1%増)でした。これは主に、売上高が増加したことに加え、収益性の高いAI SaaS事業が高い成長率を維持していることで売上高構成比が高まったことによるものです。経常利益は11.55億円(前年同四半期比40.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4.71億円(前年同四半期比6.7%減)でした。これは営業利益の増加に加えて、当第2四半期連結会計期間において、子会社である合同会社PKSHA Technology Capitalがスパークス・グループ株式会社と共同運営するPKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合の一部投資先の株式売却等で、持分法による投資利益2.08億円を計上したことによるものです。

 

順調な業績進捗と営業外収益の計上を踏まえ、2023年5月12日、2023年9月期通期連結業績予想を、売上高 135億円、EBITDA 33.5億円、営業利益 16.5億円 、経常利益16億円、親会社株主に帰属する当期純利益6.5億円へ上方修正しました。

 

<本日の監視銘柄群>

三菱化工機(6331)、岩谷産業(8088)、川崎重工業(7012)、山王(3441)、ヘッドウォータース(4011)、ラストワンマイル(9252)、JNSホールディングス(3627)

 

<前日の東京株式市場>

7日の日経平均は前日比593.04円(1.82%)安の31913.74円と5日ぶりに大幅に反落しました。5日移動平均線(7日現在31862.04円)、25日移動平均線(同30490.43円)、75日移動平均線(同28755.59円)、100日移動平均線(同28350.87円)、200日移動平均線(同27908.68円)全て上回っています。8日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比30円安の31840円、高値は7日22時50分の32090円、安値は7日17時10分の31770円でした。7日の騰落レシオ(6日移動平均)は123.55%でした。新高値銘柄数は288、新安値銘柄数は7でした。また、MACD(12日-26日)は787.17、シグナル(9日)は714.50でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は72.67でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが3つ(前日は7つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

7日のNYダウは続伸し、前日比91.74ドル高の33665.02ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落し、同171.52ポイント安の13104.90ポイントでした。景気敏感株が買われた一方で、ハイテク株が売られました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

7日のハイテク株安を受け、本日の東京株式市場も前日終値付近で膠着する見通しです。日経平均は前日比593.04円(1.82%)安でした。どうやら、明日のSQ前の売り方による買戻しやデルタヘッジの先物買いは一巡したようです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が6月1日の31148.01円を下回る必要があります。

 

4月17日から6月7日まで、25日移動平均線が、35日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で5月1日の29123.18円を下回ることが必要です。

 

ちなみに、5月31日に、「日経平均が5日移動平均線を下回ったものの、5日移動平均線自体は上向き」に変化しましたが、翌6月1日に、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化しました。今後は、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況に変化するまでは、上昇局面が続くとみています。

 

6月7日の東証グロース市場指数は前日比4.08p(0.41%)高の1000.39pでした。5日移動平均線(7日現在979.98p)、25日移動平均線(同955.42p)、75日移動平均線(同959.70p)全て上回っています。5日移動平均線は、5月31日に上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、6月1日の951.23pを下回る必要があります。25日移動平均線は4日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、5月1日の943.05pを下回る必要があります。そして、75日移動平均線は、3日連続で上昇しました。本日下向きに転じるには、2月16日の992.00pを下回る必要があります。

 

東証グロース市場指数の25日移動平均線が、6月2日に上昇転換しました。短期資金の流入が期待できる状況に変化しました。目先は、本格的なリバウンドの発生を想定しています。

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