5月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

25日の日経平均は前日比118.45円(0.39%)高の30801.13円と3日ぶりに反発しました。5日移動平均線(25日現在30867.35円)は下回っています。一方、25日移動平均線(同29440.65円)、75日移動平均線(同28283.68円)、100日移動平均線(同27865.21円)、200日移動平均線(同27750.57円)全て上回っています。26日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比240円高の31070円、高値は26日04時32分の31100円、安値は25日16時44分の30710円でした。25日の騰落レシオ(6日移動平均)は80.17%でした。新高値銘柄数は90、新安値銘柄数は68でした。また、MACD(12日-26日)は677.10、シグナル(9日)は555.63でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は121.47でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

25日のNYダウは5日続落し、前日比35.27ドル安の32764.65ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同213.93ポイント高の12698.09ポイントでした。24日夕に四半期決算と併せて発表した5~7月期の売上高見通しは市場予想を大幅に上回ったことが好感されて、エヌビディアは前日比74.42ドル(24.37%)高の379.80ドルで取引を終えました。AIに使う半導体の需要急増が大幅な業績拡大を支えるとの見方が強まり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6.81%上昇しました。

 

25日のNY円相場は、一時1ドル=140円23銭と、2022年11月下旬以来、半年ぶりの円安・ドル高水準を付ける場面がありました。また、25日の米株式市場では、「エヌビディアの株価急騰効果」で、半導体関連中心にハイテク株が幅広く買われました。この「円安」と「米ハイテク株」を好感する形で、本日の東京株式市場でも、半導体関連中心に主力の輸出関連が買われ、日経平均等の株価指数を押し上げる見通しです。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月19日の30808.35円を下回る必要があります。25日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.51(2.68%)安の18.49でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは25日終値30801.13円±400円程度です。

 

4月17日から5月25日まで、25日移動平均線が、26日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月18日の28658.83円を下回ることが必要です。ちなみに、4月28日からの日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況でしたが、5月24日に、「日経平均の5日移動平均線自体は上向きを維持しているものの、5日移動平均線を下回る状況」に変化しています。今後、日経平均が、5日移動平均線自体が下向きに転じるようだと、「本格的な調整入り」のサインとなるとみていますが、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。「本格的な調整入り」のケースでは、4月27日の28241.67円から5月23日の31352.53円までの上げ幅3110.86円の38.2%押しの30164.18円、半値押しの29797.10円あたりがターゲットになるとみています。逆に、すぐに再び、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化するケースでは、まずは、5月23日の31352.53円との「ダブルトップ」を想定しています。

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