6月16日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

ジェイフロンティア(2934)

「SOKUYAKU」の成長性に注目します。ジェイフロンティアが提供する「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用し、自宅やオフィスに居ながらオンライン診療、服薬指導の受診、最短当日中の薬の受け取りを可能にするオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービス。患者向けには、かかりつけ医・薬局の登録、おくすり手帳の機能や待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備えるほか、病院・クリニック・薬局向けに、予約管理機能や問診票管理機能など、オンライン診療やオンライン服薬指導に必要な機能を提供しており、追加の設備投資なしで簡単に導入できます。

 

2023年6月7日、ツルハホールディングス(3391)の子会社であるツルハが、ツルハドラッグの調剤薬局店舗に、オンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」を導入したことを発表しました。約9ヶ月間の運用を経て「SOKUYAKU」の有用性が認められたことから、ツルハドラッグの全調剤薬局での導入に至りました。

 

2023年5月期第3四半期業績については、売上高は 127.21億円( 通期計画166.69億円、進捗率 76% )でした。自治体からのオンライン診療センター受託や、医薬品・健康食品・化粧品のD2Cにおいて既存顧客のリピート・新規顧客の獲得が順調に推移しました。営業損失は6.90億円(通期計画20.28億円の損失)でした。売上の伸長や、「SOKUYAKU」とD2Cにおける効率的な広告投下による費用の抑制により、計画よりも利益が上振れしました。

 

「SOKUYAKU」については、引き続き、病院・薬局提携数とユーザー数(会員数)が伸長しました。埼玉県、神奈川県などにおいて、当日配送エリアを拡大しました。エアトリプレミアム倶楽部社との業務提携契約を締結しました。旅先・出張先においても、SOKUAYAKUによるオンライン診療などのサービス提供を目指しています。

 

「D2C(通販)」については、化粧品分野における新ブランド「SOKUYAKUビューティー」をリリースしました。美白系商品を新発売しました。

 

<本日の監視銘柄群>

三菱商事(8058)、三菱重工(7011)、モイ(5031)、マネジメントソリューションズ(7033)、東京通信グループ(7359)、カバー(5253)、BlueMeme(4069)

 

<前日の東京株式市場>

15日の日経平均は前日比16.93円(0.05%)安の33485.49円と小幅ながら5日ぶりに反落しました。5日移動平均線(15日現在32941.15円)、25日移動平均線(同31355.40円)、75日移動平均線(同29176.59円)、100日移動平均線(同28737.07円)、200日移動平均線(同28022.27円)全て上回っています。16日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比20円高の33430円、高値は15日16時31分の33540円、安値は15日18時24分の33110円でした。15日の騰落レシオ(6日移動平均)は156.24%でした。新高値銘柄数は309、新安値銘柄数は15でした。また、MACD(12日-26日)は931.04、シグナル(9日)は805.29でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は125.75でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが6つ(前日は7つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

15日のNYダウは反発し、前日比428.73ドル高の34408.06ドルでした。年初来高値を更新し、昨年12月以来およそ6カ月ぶりの高値を付けました。ナスダック総合株価指数は6日続伸し、同156.34ポイント高の13782.82ポイントでした。5月の小売売上高が前月比0.3%増と、市場予想の0.2%減に反して増加したことが好感されました。また、週間の新規失業保険申請件数が26万2000件と、市場予想の24万5000件を上回ったことで、労働需給が緩む方向にあると受け止められ、米10年物国債利回りは前日比0.07%低い3.72%で取引を終えました。この長期金利の低下も株式への追い風でした。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

15日の米国株が堅調だったため、本日の東京株式市場も堅調に推移する見通しです。外部環境が良好で、下がり難く上がり易い投資環境が続いているため、東京株式市場では「踏み上げ相場」が継続する見通しです。ただし、岸田文雄首相は15日夕、「今国会での衆院解散は考えていない」と述べたことは、ややネガティブに作用しそうです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が6月9日の32265.17円を下回る必要があります。下回ることはないでしょう。

 

4月17日から6月15日まで、25日移動平均線が、41日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で5月12日の29388.30円を下回ることが必要です。下回ることはないでしょう。

 

ちなみに、6月8日に、「日経平均が5日移動平均線を下回っているものの、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化しましたが、翌9日にはすぐに、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」に変化しました。今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」に変化すると、調整入りのサインと考えています。

 

6月15日の東証グロース市場指数は前日比3.52p(0.35%)安の1009.60pでした。5日移動平均線(15日現在1009.10p)、25日移動平均線(同967.11p)、75日移動平均線(同962.22p)全て上回っています。5日移動平均線は、5月31日に上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、6月9日の984.20pを下回る必要があります。25日移動平均線は10日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、5月12日の949.80pを下回る必要があります。そして、75日移動平均線は、5日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、2月27日の941.19pを下回る必要があります。

 

東証グロース市場指数の25日移動平均線が、6月2日に上昇転換しました。短期資金の流入が期待できる状況に変化しました。目先は、本格的なリバウンドの発生を想定しています。ただし、25日移動平均線自体が下向きに転じるようだと、調整色が強まる可能性が高まります。そうなったら、下落を警戒する必要があります。

 

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