6月23日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

イオレ(2334)

好業績が注目ポイントです。2023年3月期の通期売上高は前年同期比70.8%増の35.64億円と、通期の過去最高の売上高を達成しました。2024年3月期通期業績については、売上高は47.84億円(前期比34.2%増)、営業利益は9000万円(同63.3%増)、経常利益は8800万円(同63.3%増)、当期純利益は8600万円(同135.7%増)の見通しです。

 

2024年3月期は、『コミュニケーションデータ事業』に関しては、『らくらく連絡網』の新機能追加やUI改善により、新規会員獲得に注力し、データの拡充を行い、そのデータを活かしたより効果の高い広告配信を行うことで競争力の強化を図っていきます。また、中長期的には、新たな収益モデルの確立のために投資を行い、更なる新規事業の創出を目指しています。『HRデータ事業』に関しては、『HR Ads Platform』の新規求人メディア連携やATS連携の強化を図るとともに、人事管理系ツールとの連携や採用BIツールの構築等に、引き続き注力していきます。『求人検索エンジン』については既存顧客の継続率を高めつつアップセルを強化していくとともに、新規顧客の獲得を積極的に行い、効果の高いサービス提供に取り組んでいくということです。

 

<本日の監視銘柄群>

三菱商事(8058)、丸紅(8002)、三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)、三菱重工(7011)、東京電力HD(9501)

 

<前日の東京株式市場>

22日の日経平均は前日比310.26円(0.92%)安の33264.88円と3日ぶりに反落しました。5日移動平均線(22日現在33461.09円)を下回りました。一方、25日移動平均線(同32066.61円)、75日移動平均線(同29569.83円)共に上回っています。23日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比260円高の33430円、高値は23日03時55分の33490円、安値は22日16時33分の33110円でした。22日の騰落レシオ(6日移動平均)は113.52%でした。新高値銘柄数は251、新安値銘柄数は4でした。また、MACD(12日-26日)は898.92、シグナル(9日)は904.29でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス5.37でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが1つ(前日は4つ)、「大底確認10項目」のうちが1つ(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

22日のNYダウは4日続落し、前日比4.81ドル安の33946.71ドルでした。ナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発し、同128.41ポイント高の13630.61ポイントでした。パウエルFRB議長が22日の米上院銀行委員会で、「年内に1回、もしくはあと2回の利上げが適切になると感じている」との認識を示したことは上値圧迫要因でしたが、ハイテク株中心に買戻しが入りました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

22日のナスダックが堅調だったため、本日の東京株式市場は強含みもみあいで推移する見通しです。長期スタンスの海外勢の買いが続き、下がり難く上がり易い投資環境が続いているため、東京株式市場では「踏み上げ相場」が継続する見通しです。その一方、上値では国内勢の利食い売りが出てくる見込みです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線自体が6月22日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が6月16日の33706.08円を上回る必要があります。下向きに転じるのは4月27日以来のことです。

 

4月17日から6月22日まで、25日移動平均線が、46日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で5月19日の30808.35円を下回ることが必要です。

 

ちなみに、6月22日に、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況に変化しました。ただし、5日移動平均線はダマシガが多いので、今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」に変化すると、調整入りのサインと考えています。

 

6月22日の東証グロース市場指数は前日比22.89p(2.09%)安の1070.10pでした。5日移動平均線(22日現在1075.72p)を下回りました。一方、25日移動平均線(同992.73p)、75日移動平均線(同970.26p)共に上回っています。5日移動平均線は、5月31日に上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、6月16日の1052.22pを下回る必要があります。25日移動平均線は15日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、5月19日の950.91pを下回る必要があります。そして、75日移動平均線は、10日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、3月6日の977.95pを下回る必要があります。

 

東証グロース市場指数の25日移動平均線が、6月2日に上昇転換しました。短期資金の流入が期待できる状況に変化しました。目先は、本格的なリバウンドの発生を想定しています。ただし、25日移動平均線自体が下向きに転じるようだと、調整色が強まる可能性が高まります。そうなったら、下落を警戒する必要があります。

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