４月25日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

相場観

４月22日の日経平均は前日比447.80円（1.63％）高の27105.26円と、４日ぶりに大幅反落しました。５日移動平均線（22日現在27132.19円）、25日移動平均線（同27389.53円）、75日移動平均線（同27154.19円）を全て一気に下回りました。一方、200日移動平均線（同28110.92円）はもともと下回っています。４月23日の大阪証券取引所における日経平均先物６月物の夜間取引終値は前日比390円安の26710円、高値は22日17時26分の27230円、安値は23日05時37分の26700円でした。22日の騰落レシオ（25日移動平均）は93.92でした。新高値銘柄数は９、新安値銘柄数は52でした。また、22日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はプラス41.74でした。これは４月20日にプラス転換しました。シグナル（9日）は26.88でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はプラス14.86でした。これは４月21日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は4日です。

22日のＮＹダウは大幅続落し、前日比981.36ドル安の33811.40ドルでした。ナスダック総合株価指数は３日続落し、同335.359ポイント安の12839.293ポイントでした。パウエルＦＲＢ議長が前日の討論会で、５月のＦＯＭＣで通常の２倍の0.5％の利上げを示唆し、その後も「速いペースで動くのが適切」と述べたことが嫌気されました。

前日の米国株の大幅安は逆風です。22日の米10年物国債利回りは前日比0.01％低い2.90％でした。この米長期金利の高止まりもネガティブです。日経平均の想定レンジは26700円±300円程度です。上値メドに関しては、３月25日の28338.81円から４月12日の26304.08円までの下げ幅2034.73円の半値戻しの27321.45円や、25日移動平均線（22日現在27389.53円）、が意識されそうです。一方、下値に関しては、3月16日と17日とで空けた窓（25824.94円～26152.89円）埋めが改めて意識されそうです。

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