７月21日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
＜本日の注目銘柄＞
アルファクス・フード・システム（3814）
2023年６月30日開催の取締役会において、株式会社エイチアンドパートナーズ、双日株式会社及び平川雅之氏を割当先とする新株式の発行を行うことについて決議しました。これが注目ポイントです。本第三者割当増資の実施により、2023年９月期において、純資産の額が2.49億円増加すると見込でいまする。本第三者割当増資により増加する純資産の額は、本第三者割当増資の影響を除いた場合に予想される純資産（債務超過額）を上回ります。よって、2023年９月期末において同社の業績予想通りに進捗した場合、債務超過は解消されるものと見込んでいます。
同社は、新型コロナ感染症感染拡大を受けて業績の悪化により、2022年9月期において、4.20億円の債務超過となっています。そのため、好調に推移している配膳AIロボットやセルフレジシステム「セルフショット」、セルフオーダーシステム「テイクショット」、オーダーエントリーシステム「オーダーショット」などの店舗省力化システムで使用するキッチンプリンタやハンディターミナルの仕入代金の前払いを求められる一方、売上が掛計上のため、その期間の運転資金が不足する状況となっています。このキャッシュ・フローの不足を埋めるため、今回の本第三者割当増資を手元資金安定のために充当します。今回の資金調達で、手元資金不足による不安要素の解消が実現できる見込みです。
＜本日の監視銘柄群＞
ＣＩＮＣ（4378）、クロスプラス（3320）、ジャパンインベストメントアドバイザー（7172）、ナレルグループ（9163）
＜前日の東京株式市場＞
20日の日経平均は前日比405.51円（1.23％）安の32490.52円と３日ぶりに大幅に反落しました。75日移動平均線（20日現在30850.26円）を下回っています。一方、５日移動平均線（同32538.21円）、25日移動平均線（同32925.24円）は下回っています。21日の大阪証券取引所における日経平均先物９月物の夜間取引終値は前日比100円安の32310円、高値は21日00時04分の32490円、安値は21日の04時26分の32230円でした。20日の騰落レシオ（６日移動平均）は110.98％でした。新高値銘柄数は109、新安値銘柄数は10でした。また、ＭＡＣＤ（12日－26日）は73.55、シグナル（9日）は162.33でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス88.78でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は７日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが２つ（前日も２つ）が点灯している状況です。
＜前日の米国金融市場＞
20日のＮＹダウは９日続伸し、前日比163.97ドル高の35225.18ドルでした。2022年３月以来の高値を更新しました。９日続伸は2017年９月以来の長さです。一方、ナスダック総合株価指数は４日ぶりに反落し、同294.71ポイント安の14063.31ポイントでした。台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が20日に決算発表とあわせて示した23年12月期通期の売上高見通しを引き下げたことが、半導体関連銘柄中心にハイテク株の売り材料ちなりました。
＜本日の東京株式市場の見通し＞
20日のナスダックが軟調だったので、本日の東京株式市場も軟調に推移するとみています。日経平均に関しては、５日移動平均線（20日現在32538.21円）を下回って推移する限り、売り方有利の状況となるとみています。
＜日経平均テクニカル分析＞
日経平均については、５日移動平均線は４日連続で上昇しています。本日以降、５日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が７月13日の32419.33円を下回る必要があります。
25日移動平均線は、２日連続で下降しています。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で６月15日の33485.49円を上回ることが必要です
今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。
20日の東証グロース市場指数は前日比14.03ｐ（1.39％）安の992.53ｐでした。５日移動平均線（20日現在1001.00ｐ）、25日移動平均線（同1027.33ｐ）を下回っています。一方、75日移動平均線（同982.78ｐ）は上回っています。５日移動平均線は、７月18日に上昇転換しました。本日、下向きに転じるには、７月13日の1006.32ｐを下回る必要があります。25日移動平均線は３日連続で下降しています。本日上向きに転じるには、６月15日の1009.60ｐを上回る必要があります。
今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。
カブ知恵厳選おすすめ投資顧問
カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ！短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。
