7月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

三協立山(5932)

好業績が注目ポイントです。2024年5月期通期連結業績については、売上高は3750億円(前期比1.2%増)、営業利益は60億円(同124.8%増)、経常利益は55億円(同60.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円(同84.0%増)と、増収・増益の見通しです。1株当たり当期純利益は95.69円の見込みです。2023年5月期末の1株当たり純資産は2854.68円です。

 

ところで、7月20日、「後付樹脂内窓「プラメイクEⅡ」の納期状況について」をリリースしました。昨今の省エネへの関心の高まりや、先進的窓リノベ事業を始めとした補助制度により、窓リフォームの需要が想定以上に増えていることを受け、同社内窓製品の納品について希望に応えることができない状況となっているとのことです。現在も納期回復に向け全力で努めており、注文をもらってから出荷まで、最大で約3ヵ月の状況から、7月20日現在、23%ほど回復している状況だそうです。

 

<本日の監視銘柄群>

LeTech(3497)、EDP(7794)、メイホーHD(7369)、コジマ(7513)、パルマ(3461)

 

<前日の東京株式市場>

24日の日経平均は前週末比396.69円(1.23%)高の32700.94円と3日ぶりに大幅反発しました。25日移動平均線(24日現在32837.78円)を下回っています。一方、5日移動平均線(同32577.12円)、75日移動平均線(同30963.99円)は上回っています。25日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比130円高の32740円、高値は25日01時31分の32750円、安値は24日22時54分の32490円でした。24日の騰落レシオ(6日移動平均)は145.58%でした。新高値銘柄数は146、新安値銘柄数は6でした。また、MACD(12日-26日)は53.26、シグナル(9日)は97.30でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス44.04でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが1つ(前日も1つ)、「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

24日のNYダウは11日続伸し、前日比183.55ドル高の35411.24ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同26.06ポイント高の14058.87ポイントでした。ヤマ場を迎える主要企業の2023年4〜6月期決算への期待感から、株が買われています。25〜26日のFOMCについては、2会合ぶりに0.25%の利上げを決めることは織り込み済みのようです。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

24日の米国株高に加え、21日、ブルームバーグが、「日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識-関係者」と題した記事を報じました。これが日本株の買い材料になる見通しです。ちなみに、当該報道によれば、「日本銀行は現時点でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。今月に開く金融政決定会合では見直しの是非が議論の対象になるとみられるという。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった。」とのことです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は2日ぶりに上昇に転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が7月18日の32493.89円を下回る必要があります。

 

25日移動平均線は、4日連続で下降しています。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で6月19日の33370.42円を上回ることが必要です

 

今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

 

24日の東証グロース市場指数は前日比5.67p(0.58%)高の984.43pでした。75日移動平均線(24日現在983.01p)を上回っています。一方、5日移動平均線(同992.42p)、25日移動平均線(同1023.38p)共に下回っています。5日移動平均線は、2日連続で下降しました。本日、上向きに転じるには、7月18日の999.82pを上回る必要があります。25日移動平均線は5日連続で下降しています。本日上向きに転じるには、6月19日の1078.32pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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