7月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

ムゲンエステート(3299)

2023年7月18日、「業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」を発表しました。これが注目ポイント。2023年12月期通期連結業績については、売上高は、不動産買取再販事業の好調な販売が継続されたことで前回予想から 2.74億円増加の461.39億円(前回予想比0.6%増)に上方修正しました。利益は、不動産買取再販事業において収益性を重視した販売が維持でき、売上総利益率が期初予想を大幅に上回って推移しているため、営業利益は46.32億円(同27.8%増)、経常利益は同 10.20億円増加の38.60億円(同359%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は同 6.59億円増加の25.22億円(同35.4%増)に上方修正しました。同社グループの属する不動産業界は、業績予想策定時に懸念していた不動産需要の減少は見られず、昨年に引き続き堅調に推移しているとのことです。また、今後も大きな下振れ要因は想定されず堅調に推移するものと見込んでいます。期末配当金については、配当予想を前回より 11 円増額し、1 株当たり 43 円(配当性向 40.1%)に増額修正しました。

 

<本日の監視銘柄群>

ソースネクスト(4344)、ティムス(4891)、ブランジスタ(6176)、ウイルコホールディングス(7831)、テセック(6337)、ポエック(9264)

 

<前日の東京株式市場>

25日の日経平均は前日比18.43円(0.06%)安の32682.51円と小幅反落しました。25日移動平均線(25日現在32810.27円)を下回っています。一方、5日移動平均線(同32614.85円)、75日移動平均線(同31028.91円)は上回っています。26日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比20円安の32620円、高値は25日20時20分の32670円、安値は25日22時19分の32550円でした。25日の騰落レシオ(6日移動平均)は174.10%でした。新高値銘柄数は180、新安値銘柄数は10でした。また、MACD(12日-26日)は57.87、シグナル(9日)は79.42でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス21.55でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが2つ(前日は1つ)、「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

25日のNYダウは12日続伸し、前日比26.83ドル高の35438.07ドルでした。昨年2月以来、およそ1年5カ月ぶり高値を更新しました。また、12連騰は2017年2月以来、6年5カ月ぶりのことです。ナスダック総合株価指数は続伸し、同85.69ポイント高の14144.567ポイントでした。25日発表の7月の米消費者信頼感指数が117.0と市場予想の112.0を大幅に上回って、2年ぶりの高水準となったことが好感されました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

25日の米国株高に加え、21日、ブルームバーグが、「日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識-関係者」と題した記事を報じました。これが日本株の買い材料になる見通しです。ちなみに、当該報道によれば、「日本銀行は現時点でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。今月に開く金融政決定会合では見直しの是非が議論の対象になるとみられるという。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった。」とのことです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は2日連続で上昇しました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が7月19日の32896.03円を下回る必要があります。

 

25日移動平均線は、5日連続で下降しています。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で6月20日の33388.91円を上回ることが必要です

 

今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

 

25日の東証グロース市場指数は前日比3.08p(0.31%)安の981.35pでした。5日移動平均線(25日現在988.73p)、25日移動平均線(同10.19.50p)、75日移動平均線(同983.43p)全て下回っています。5日移動平均線は、3日連続で下降しました。本日、上向きに転じるには、7月19日の1006.56pを上回る必要があります。25日移動平均線は6日連続で下降しています。本日上向きに転じるには、6月20日の1084.99pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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