8月1日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

みずほフィナンシャルグループ(8411)

日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で、「連続指し値オペ」の利回りを0.5%から1%に引き上げ、変動幅の上限としていた0.5%を超えて長期金利が上昇するのをある程度は認め、YCCの修正を決めました。これが注目ポイントです。

 

7月31日、「2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2023年4-6月期(第1四半期)の連結純利益は、前年同期比53.9%増の2452.19億円でした。24年3月期通期連結計画6100億円に対する進捗率は40.1%でした。

 

「連結粗利益 + ETF関係損益等」は、顧客部門や市場部門のセールス&トレーディング収益が堅調に推移したことや、円安影響等もあり増益でした。「経費 (除く臨時処理分等)」は、円安・インフレ等の環境要因による増加に加え、海外を中心とした成長領域への資源投下により増加しました。「連結業務純益 + ETF関係損益等」は、堅調な顧客部門と円安影響等により、2487億円と、+4.8%の増益でした。年度計画9000億円に対して27.6%の進捗でした。与信関係費用 は、23年第1四半期の費用発生は総じて限定的であった一方、国内外の一部の個社で戻入益を計上しました。

<本日の監視銘柄群>

ブロードエンタープライズ (4415)、中国塗料 (4617)、ノイルイミューン・バイオテック (4893)、マースグループホールディングス(6419)、アイ・ケイ・ケイホールディングス (2198)

 

<前日の東京株式市場>

7月31日の日経平均は前週末比412.99円(1.26%)高の33172.22円と大幅に反発しました。5日移動平均線(31日現在32834.69円)、25日移動平均線(同32749.49円)、75日移動平均線(同31308.15円)全て上回っています。8月1日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比30円高の33290円、高値は7月31日21時16分の33360円、安値は7月31日17時21分の33230円でした。31日の騰落レシオ(6日移動平均)は176.61%でした。新高値銘柄数は351、新安値銘柄数は16でした。また、MACD(12日-26日)は115.76、シグナル(9日)は72.75でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は43.02でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが4つ(前日は3つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

7月31日のNYダウは続伸し、前週末比100.24ドル高の35559.53ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数も続伸し、同29.37ポイント高の14346.02ポイントでした。前週末7月28日発表の6月の米個人消費支出(PCE)物価指数は変動の大きいエネルギー・食品を除くコアが前年同月比4.1%上昇と、5月の4.6%上昇から減速し、市場予想の4.2%上昇も下回ったことに加え、4~6月期の雇用コスト指数の伸び率も前期比1.0%と市場予想の1.1%以下だったことが、引き続き買い材料になりました。また、シカゴ連銀のグールズビー総裁が31日、米経済が景気後退に陥ることなくインフレ率を目標まで引き下げることは可能との見方を示したことも好感されました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

7月31日のNY円相場は大幅に続落し、前週末比1円05銭円安・ドル高の1ドル=142円20~30銭でした。この円安に加え、31日の米国株高が追い風となり、本日の東京株式市場は堅調に推移する見通しです。ただし、相場水準としては、それなりに高い水準のため、上値は重そうです。そうは言っても、現在の水準で一進一退の動きだったとしても、相当強い地合いが継続していると、評価するべきだと思います。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は3日連続で上昇しました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が7月25日の32682.51円を下回る必要があります。

 

25日移動平均線は、9日ぶりに上昇に転じました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で6月26日の32698.81円を下回ることが必要です

 

「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化したので、調整は終了したとみています。今後、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になるまでは、上昇基調が続く見通しです。

 

31日の東証グロース市場指数は前日比16.24p(1.66%)高の991.77pでした。5日移動平均線(31日現在983.48p)、75日移動平均線(同985.64p)を上回っています。一方、25日移動平均線(同1004.90p)は下回っています。5日移動平均線は、7日ぶりに上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、7月25日の981.35pを下回る必要があります。25日移動平均線は10日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、6月26日の1030.61pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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