8月4日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

高知銀行(8416)

高知銀行について、技研ホールディングス (1443)が、2023年8月1日受付で財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出しました。報告書によれば、技研HDの高知銀株式保有比率は6.23%から7.33%(75万1300株)に増加しました。報告義務発生日は7月26日です。保有目的は、純投資及び政策投資として保有しています。これが注目ポイントです。

 

2024年3月期通期の見通しについては、経営の効率化と資産の健全化を進め、収益力の強化に努めることによって、連結では経常利益21.50億円(前期比15.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益14億円(同12.5%減)を予想しています。

 

<前日の東京株式市場>

3日の日経平均は前日比548.41円(1.68%)安の32159.28円と大幅に続落しました。5日移動平均線(3日現在32855.00円)、25日移動平均線(同32745.99円)を下回りました。一方、75日移動平均線(同31489.63円)は上回っています。8月4日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比280円安の31900円、高値は4日05時30分の32020円、安値は3日17時42分の31660円でした。3日の騰落レシオ(6日移動平均)は84.81%でした。新高値銘柄数は23、新安値銘柄数は84でした。また、MACD(12日-26日)は77.38、シグナル(9日)は92.31でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス14.93でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが3つ(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

3日のNYダウは続落し、前日比66.63ドル安の35215.89ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日続落し、同13.73ポイント安の13959.72ポイントでした。長期金利の上昇が嫌気されました。3日の米10年物国債利回りは前日比0.09%高い4.17%で取引を終えました。一時は4.19%と、連日で約9カ月ぶりの高水準を付ける場面がありました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

3日の米国株安が逆風となり、本日の東京株式市場は軟調に推移する見通しです。ただし、売り一巡後は、押し目買いや、売り方の買戻しが入るため、底堅い動きとなりそうです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は6日ぶりに下降に転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が7月28日の32759.23円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、4日ぶりに下降に転じました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で6月29日の33234.14円を上回ることが必要です

 

「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になりました。昨日の下落で、調整入りしたとみています。

 

3日の東証グロース市場指数は前日比12.80p(1.30%)安の973.05pでした。5日移動平均線(3日現在984.48p)、25日移動平均線(同1000.30p)、75日移動平均線(同986.73p)全て下回っています。5日移動平均線は、4日ぶりに下降に転じました。本日、上向きに転じるには、7月28日の975.53pを上回る必要があります。25日移動平均線は13日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、6月29日の1029.34pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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