8月15日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

トリドールホールディングス(3397)

好業績が注目ポイントです。8月14日、「 2024年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2024年3月期第1四半期の連結最終利益は前年同期比26.9%減の26.47億円に減りましたが、4-9月期(上期)計画の12.10億円に対する進捗率が218.8%とすでに上回っています。

 

当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~6月30日)における同社グループの経営環境は、前年同期と比較して、人の移動量が大幅に増加し、外食の客数も回復基調で推移しました。このような環境において、同社グループは、国内では訴求力の高い商品開発、店舗設計と来店動機の訴求に取り組みました。海外ではMarugame Udonを中心に出店したことに加えて、収益改善にも取り組みました。これらの結果、本格讃岐うどん専門店の丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで増収となり、売上収益は526.64億円(前年同期比20.2%増)と、四半期連結会計期間で過去最高となりました。利益面では、国内外で原材料、人件費、水道光熱費の上昇が続きましたが、増収で吸収し、全セグメントで増益となりました。調整額が増加したものの、事業利益は39.05億円(前年同期比37.2%増)と大幅な増益となり、こちらも四半期連結会計期間で過去最高となりました。一方、前年同期は新型コロナウイルス感染症に係る時短協力金などの政府補助金25.17億円を計上しましたが、当第1四半期連結累計期間は400万円に留まったことにより、その他の営業収益は前年同期比で25.25億円減少しました。その結果、営業利益は39.17億円(前年同期比16.5%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は26.47億円(前年同期比26.9%減)と減益となりました。

<前日の東京株式市場>

14日の日経平均は前週末比413.74円(1.27%)安の32059.91円と大幅に反落しました。5日移動平均線(14日現在32273.95円)、25日移動平均線(同32500.05円)は下回っています。一方、75日移動平均線(同31782.51円)は上回っています。8月15日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比200円高の32290円、高値は15日05時44分の32300円、安値は14日22時48分の32070円でした。14日の騰落レシオ(6日移動平均)は133.10%でした。新高値銘柄数は223、新安値銘柄数は45でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス77.35、シグナル(9日)は24.16でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス101.51でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)、「天井確認10項目」のうち1つ(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

14日のNYダウは3日続伸し、前週末比26.23ドル高の35307.63ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は反発し、同143.48ポイント高の13788.33ポイントでした。アナリストが強気見通しを示したエヌビディアが上昇したことをきっかけに、半導体関連やハイテク株にも買いが波及しました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

14日の米ハイテク株高が追い風となり、本日の東京株式市場は堅調に推移する見通しです。また、32000円以下の水準では、押し目買いや売り方の買戻しが期待できるため、下値は相当堅いともみています。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は下降転換しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月7日の32254.56円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、7日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で7月7日の32388.42円を上回ることが必要です

 

「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になっていますので、調整入りしたとみています。

 

14日の東証グロース市場指数は前週末比13.16p(1.36%)安の955.39pでした。5日移動平均線(14日現在970.06p)、25日移動平均線(同986.31p)、75日移動平均線(同987.01p)全て下回っています。5日移動平均線は、5日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、8月7日の984.19pを上回る必要があります。25日移動平均線は19日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、7月7日の1002.97pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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