8月17日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

ラウンドワン(4680)

好業績が注目ポイントです。2024年3月期第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高359.51億円(前年同四半期比16.3%増)、営業利益38.84億円(同64.6%増)、経常利益39.93億円(同54.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益26.13億円(同29.0%増)となりました。なお、同社が運営する屋内型複合レジャー施設は、お盆期間やお正月期間等長期休暇の多い第2四半期及び第4四半期に売上高が増加する傾向があり、四半期毎で業績の偏りが生じます。

 

日本では、引き続き一部店舗の「ギガクレーンゲームスタジアム」への改装を順次行い、それに伴いクレーンゲームの景品を多種多様に取り揃えました。また、グローバルボーイズグループ「JO1」出演のCM放映のほか、アニメコンテンツやアイドルグループ等とのコラボキャンペーンを積極的に実施する等、新規顧客層の開拓に努めました。以上の結果、ボウリング収入は前年同四半期比11.8%増、アミューズメント収入は前年同10.1%増、カラオケ収入は前年同24.9%増、スポッチャ収入は前年同21.7%増となりました。

 

米国では、1店舗あたり150台以上のクレーンゲーム機を設置する「Mega Crane Zone」への改装店舗数を増やし、それに伴いクレーンゲームの景品を多種多様に取り揃えたほか、新しいアミューズメント機器を積極的に導入する等、売上向上に努めました。以上の結果、ボウリング収入は前年同四半期比5.2%増、アミューズメント収入は前年同21.1%増、カラオケ収入は前年同20.4%増、スポッチャ収入は前年同33.6%増となりました。

 

そして、その他セグメントにおいては、日本・米国以外の地域に出店準備を進めています。

<前日の東京株式市場>

16日の日経平均は前日比472.07円(1.46%)安の31766.82円と大幅に反落しました。5日移動平均線(16日現在32148.72円)、25日移動平均線(同32477.16円)、75日移動平均線(同31875.44円)全て下回っています。8月17日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比60円安の31670円、高値は16日17時31分の31910円、安値は17日05時44分の31620円でした。16日の騰落レシオ(6日移動平均)は93.01%でした。新高値銘柄数は85、新安値銘柄数は92でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス130.87、シグナル(9日)はマイナス34.17でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス96.70でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが4つ(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

16日のNYダウは続落し、前日比180.65ドル安の34765.74ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数も続落し、同156.42ポイント安の13474.63ポイントでした。FRBが午後に公表した7月開催分のFOMC議事要旨では「引き続きさらなる金融引き締めが必要になるインフレ上振れのリスクが大きいとほとんどの参加者がみていた」ことが分かり、これが嫌気されました。また、フィッチ・レーティングスが大手米銀を含む70行以上を格下げする可能性があると米CNBCが15日に報じたことも、引き続き、金融株の売り材料となりました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

16日の米国株安が逆風となり、本日の東京株式市場は軟調に推移する見通しです。16日のNY債券市場で長期債相場は5日続落しました。米10年物国債利回りは前日比0.04%高い4.25%で取引を終えました。米国の長期金利上昇を受け、日本でも高PERのグロース株への売り圧力が強まりそうです。また、15日に発表された7月の中国経済統計が振るわなかったことを受け、中国景気の先行き懸念が一層強まっていることも、上値圧迫要因となる見通しです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は3日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月9日の32204.33円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、9日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で7月11日の32203.57円を上回ることが必要です

 

「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になっていますので、調整が継続しているとみています。

 

16日の東証グロース市場指数は前日比17.91p(1.89%)安の928.26pでした。5日移動平均線(16日現在954.39p)、25日移動平均線(同981.28p)、75日移動平均線(同986.78p)全て下回っています。5日移動平均線は、7日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、8月9日の973.60pを上回る必要があります。25日移動平均線は21日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、7月11日の1004.16pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ