8月21日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

コシダカホールディングス(2157)

好業績が注目ポイントです。2023年8月期第3四半期は、売上高、営業利益ともに過去最高を達成(カーブスを除く)しました。駅前繫華街への継続出店および近畿エリアへの展開をスタートしました。そして、海外出店を再始動しました。2023年8月期第3四半期連結累計期間の売上高は399.81億円(前年同期比47.9%増)、営業利益は59.55億円(同356.4%増)、経常利益は61.43億万円(同46.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は68.43億円(同175.5%増)でした。なお、第3四半期連結業績は売上高、営業利益ともに期初計画を上回りました。

 

当第3四半期連結累計期間末のカラオケセグメントの国内店舗数は、前連結会計年度末比31店舗増加し613店舗、海外店舗数は同6店舗増の4か国17店舗(韓国4店舗、マレーシア10店舗、タイ2店舗、インドネシア1店舗)となりました。カラオケセグメントの売上高は382.34億円(前年同期比48.7%増)、セグメント利益は67.57億円(同265.4%増)となりました。

2023年8月期通期の連結業績については、第2四半期決算短信での予想を維持し、売上高538.30億円(前連結会計年度比41.7%増)、営業利益75.70億円(同243.2%増)、経常利益77億円(同44.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益74.70億円(同105.0%増)を見込んでいます。

 

カラオケ事業33周年を記念して、2023年8月期末配当金において1株当たり2円の記念配当を実施(2023年11月下旬開催予定の定時株主総会に付議)します。この結果、2023年8月期の1株当たりの配当金は、普通配当10円と合わせて12円となる予定です。

 

<前日の東京株式市場>

18日の日経平均は前日比175.24円(0.55%)安の31450.76円と3日続落しました。5日移動平均線(18日現在31828.48円)、25日移動平均線(同32434.33円)、75日移動平均線(同31952.27円)全て下回っています。8月19日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比20円高の31490円、高値は19日04時46分の31530円、安値は18日23時17分の31270円でした。18日の騰落レシオ(6日移動平均)は66.72%でした。新高値銘柄数は20、新安値銘柄数は93でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス221.81、シグナル(9日)はマイナス90.08でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス90.08でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが3つ(前日も3つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

18日のNYダウは4日ぶりに反発し、前日比25.83ドル高の34500.66ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は4日続落し、同26.16ポイント安の13290.78ポイントでした。中国恒大集団が17日、ニューヨークで連邦破産法第15条の適用を申請したことが嫌気されました。なお、25日に予定されているジャクソンホール会議での、パウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとのムードが強かったようです。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

18日のナスダック安は悪材料です。しかしながら、日経平均は18日までの3日続落で、終値ベースで788.13円下落していたこともあり、本日は押し目買いや売り方の買戻しで、下値は堅そうです。経済不振で株価が低迷している中国に関しては、中国証券監督管理委員会が、18日、株式の取引時間の延長や企業の自社株買いの規制緩和を検討すると明らかにしたり、不動産市場の低迷から不動産投資信託(REIT)の活用もさらに進めると伝わっています。このように、当局が低迷する株価・不動産市場を意識しているようなので、いったんは、中国株式市場は落ち着く可能性が高そうです。これは日本株にもプラスに作用する見通しです。ただし、18日のNY債券市場で長期債相場は7営業日ぶりに反発したとはいえ、米10年物国債利回りは4.25%と、高水準です。この米長期金利の高止まりは、日本株・日本国債の上値圧迫要因です。このため、日経平均の上値は重そうです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は5日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月14日の32059.91円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、11日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で7月13日の32419.33円を上回ることが必要です

 

「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になっていますので、調整が継続しているとみています。

 

18日の東証グロース市場指数は前日比7.33p(0.80%)安の914.15pでした。5日移動平均線(18日現在933.09p)、25日移動平均線(同975.10p)、75日移動平均線(同986.09p)全て下回っています。5日移動平均線は、9日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、8月14日の955.39pを上回る必要があります。25日移動平均線は23日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、7月13日の1006.32pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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