9月20日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

アイシン(7259)

9月14日に「中長期事業戦略説明会」を開催しました。これが注目ポイントです。2030年を見据えた2025年中期経営計画を策定しました。ポートフォリオ変革により、BEV商材、安心快適エントリー、ブレーキを成長領域と定め、2030年には5.5兆~6兆円水準の売上を目指します。今後3年間で、グループ全体での収益体質強化や保有資産の圧縮により5000億円を創出し、さらなる成長領域への投資や追加株主還元に振り向けます。また、リスキリング等で2025年までの累計で3000人規模の人員をシフトしていきます。

 

2025年の中期経営目標は、「事業ポートフォリオの入れ替え」「既存製品の収益性向上」「成長領域へのリソーセスシフト」とパワートレインユニット販売台数の増加等により、売上高5兆円、営業利益3000億円以上、営業利益率6%以上、ROIC10%以上とします。持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現に向けて、成長領域での事業拡大と資本効率の向上を図り、PBR1倍超の早期実現を目指します。

 

<前日の東京株式市場>

19日の日経平均は前週末比290.50円(0.87%)安の33242.59円と、3日ぶりに反落しました。5日移動平均線(19日現在33085.33円)、25日移動平均線(同32447.85円)、75日移動平均線(同32619.14円)全て上回っています。20日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比10円高の33050円、高値は19日18時33分の33180円、安値は20日00時17分の32950円でした。19日の騰落レシオ(6日移動平均)は153.84%でした。新高値銘柄数は286、新安値銘柄数は21でした。また、MACD(12日-26日)は232.71、シグナル(9日)は168.68でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は64.03でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが4つ(前日も4つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

19日のNYダウは反落し、前日比106.57ドル安の34517.73ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落し、同32.05ポイント高の13678.19ポイントでした。原油先物高を受け、インフレ圧力が強まるとの見方から、長期金利が一時4.37%に上昇したことが嫌気され、株式が売られました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

19日の米国株安を受け、本日の日経平均は、軟調に推移する見通しです。9月7日の33322.45円からの調整は、11日の32391.69円までの下落で一巡したと考えていますが、14日と15日の2日で826.57円(2.53%)上昇した反動が、昨日に引き続き本日も出る見通しです。FOMCの結果発表を控えるため、FOMCメンバーの政策金利見通しや、パウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとのムードも強まることでしょう。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は3日連続で上昇しています。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が9月12日の32776.37円を下回る必要があります。

 

25日移動平均線は、8日連続で上昇しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で8月15日の32238.89円を下回ることが必要です

 

今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったら、それが調整入りのサインと認識する予定です。

 

19日の東証グロース市場指数は前週末比3.43p(0.36%)安の945.99pでした。5日移動平均線(19日現在948.81p)、25日移動平均線(同953.75p)、75日移動平均線(同988.71p)全て下回っています。5日移動平均線は、8日ぶりに上昇転換しました。本日、下向きに転じるには、9月12日の949.03pを下回る必要があります。25日移動平均線は44日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、8月15日の946.17pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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