9月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)

同社の連結子会社である株式会社 GSユアサが出資する「株式会社 Honda·GS Yuasa EV Battery R&D」が、2023年8月1日、事業を開始したことが注目ポイントです。「株式会社 Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」は、急速に拡大するバッテリー需要に対応するため、グローバルレベルで高い競争力を持つリチウムイオンバッテリーとその製造方法を研究開発するとともに、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指しています。

 

2024年3月期第1四半期連結業績については、主としてハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量が増加していることや、販売価格是正の取組を進めていることにより売上高は、1205.40億円と前第1四半期連結累計期間に比べて91.11億円増加(8.2%)しました。これに伴い、営業利益は48.36億円(のれん等償却前営業利益は49.47億円)と前第1四半期連結累計期間に比べて12.65億円増加(35.5%)しました。経常利益は持分法による投資損益や為替差損益の改善等により、49.35億円と前第1四半期連結累計期間に比べて26.89億円増加(119.7%)しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は16.49億円と、前第1四半期連結累計期間に比べて10.37億円増加(169.3%)しました。

 

<前日の東京株式市場>

25日の日経平均は前週末比276.21円(0.85%)高の32678.62円と、5日ぶりに反発しました。5日移動平均線(25日現在32783.69円)を下回っています。一方、25日移動平均線(同32591.59円)、75日移動平均線(同32652.66円)共に下回っています。26日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比10円高の32490円、高値は25日16時30分の32530円、安値は25日17時45分の32280円でした。25日の騰落レシオ(6日移動平均)は97.72%でした。新高値銘柄数は86、新安値銘柄数は9でした。また、MACD(12日-26日)は109.07、シグナル(9日)は169.98でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス60.91でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

25日のNYダウは5日ぶりに反発し、前週末比43.04ドル高の34006.88ドルでした。ナスダック総合株価指数も5日ぶりに反発し、同59.51ポイント高の13271.32ポイントでした。リバウンド狙いの買いが優勢でした。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

25日の米国株高を受け、本日の日経平均は、底堅く推移する見通しです。ですが、25日の東京株式市場では、日銀による早期の金融政策修正の観測が後退し、銀行や海運などのバリュー株が売られました。バリュー株に関しては、配当権利取りの買いと、配当を受け取る前にキャピタルゲインを確定させる売りが、激しくぶつかる見通しです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は3日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月19日の33242.59円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、12日連続で上昇しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で8月21日の31565.64円を下回ることが必要です

 

今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったら、それが調整入りのサインと認識する予定です。

 

25日の東証グロース市場指数は前週末比7.06p(0.76%)高の941.70pでした。5日移動平均線(25日現在935.74p)を上回りました。一方、25日移動平均線(同954.66p)、75日移動平均線(同985.83p)共に下回っています。5日移動平均線は、4日連続で下降中です。本日、上向きに転じるには、9月19日の945.99pを上回る必要があります。25日移動平均線は2日連続で上向きました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、下向きに転じるには、8月21日の939.25pを下回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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