9月27日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

JMC(5704)

2023年9月20日、「大型・高品質鋳造が可能な低圧鋳造設備導入のお知らせ」を発表しました。これが注目ポイントです。職人の技とデジタル技術の融合によって高品質な鋳造品製造を行う同社は、 新たな生産設備として大型低圧鋳造設備の導入を完了し、2023 年 10 月より稼働します。同社では、2023 年9月に稼働を開始している「コンセプトセンター第8期棟」での自硬性砂型鋳造による鋳造部品の量産体制に加え、今回導入する大型低圧鋳造設備によって自硬性砂型鋳造による大型鋳造部品の製造が可能となり、メーカーの「ギガキャスト」工法による量産に向けて、同社は大型試作品の供給体制を整備していく方針です。なお、「ギガキャスト」とは、アルミダイキャスト(鋳造)で車体全体を一体成形する技術のことです。圧倒的な部品点数の削減により、工数削減・コスト低減に繋がる工法として、今後、自動車業界での導入が進むものと見込まれています。

 

<前日の東京株式市場>

26日の日経平均は前日比363.57円(1.11%)安の32315.05円と、大幅に反落しました。5日移動平均線(26日現在32598.18円)、25日移動平均線(同32621.56円)、75日移動平均線(同32661.64円)全て下回っています。27日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比180円安の31900円、高値は26日22時44分の32130円、安値は27日04時18分の31840円でした。26日の騰落レシオ(6日移動平均)は74.19%でした。新高値銘柄数は75、新安値銘柄数は10でした。また、MACD(12日-26日)は63.71、シグナル(9日)は161.65でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス97.93でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

26日のNYダウは大幅に反落し、前日比388.00ドル安の33618.88ドルでした。ナスダック総合株価指数も大幅に反落し、同207.71ポイント安の13063.61ポイントでした。長期金利の上昇と、政府機関が一部閉鎖になるリスクが悪材料視されました。26日の米10年物国債利回りは、一時は4.56%と2007年10月以来、およそ16年ぶりの高水準を付ける場面がりました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

26日の米国株安を受け、本日の日経平均は、売り先行で軟調に推移する見通しです。ですが、9月末配当の権利付き最終売買日です。下値では配当権利取りの買いが見込めます。一方、月末でGPIFなどの年金からのリバランス売りも出る見通しです。外部環境悪化を嫌気した売りが一巡後は、売り買い交錯することでしょう。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は4日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月20日の33023.78円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、13日連続で上昇しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で8月22日の31856.71円を下回ることが必要です

 

今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったら、それが調整入りのサインと認識する予定です。

 

26日の東証グロース市場指数は前日比11.67p(1.24%)安の930.03pでした。5日移動平均線(26日現在932.55p)、25日移動平均線(同954.29p)、75日移動平均線(同985.17p)全て下回っています。5日移動平均線は、5日連続で下降中です。本日、上向きに転じるには、9月20日の939.95pを上回る必要があります。25日移動平均線は3日ぶりに下降転換しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、8月22日の940.34pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ