個別銘柄情報(2/2分)
大ガス(9532)、野村は投資判断を引き下げ
463.4円 0.6円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Reduce」に引き下げ、目標株価を同480円から380円に引き下げた。原油安による海外エネルギー及び国内電力事業の不振を主因に、17.3期(目標株価の算定基準期)の原料費調整制度上の差益を除く経常利益予想を下方修正したという。株価は1月21日の直近底値から13%も上昇し割高感が強まったと考えたそうだ。
大阪チタ(5726)、野村は投資判断を引き下げ
1835円 183円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同4300円から1900円に引き下げた。15年10~12月期の決算発表で、ポリシリコン事業(主に半導体向け)で生産トラブルが発生したことが明らかになり、今後の国内主要顧客向けの販売で苦戦する可能性が出てきたという。また、チタン事業についても、資源国通貨安を背景に競合メーカーが輸出攻勢を強めていることから、17.3期のスポンジチタンの輸出価格が従来想定より下落する可能性が高まったそうだ。
リコー(7752)、野村は目標株価を引き上げ
1215円 41円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1225円から1354円に引き上げた。2月1日に、会社は15年10~12月期の決算を発表。売上は社内計画に届かなかったが、構造改革の進展による事業効率化効果が、会社の期待を大きく上回り、営業利益は5四半期ぶりに社内計画を超過したという。構造改革が想定を上回って進捗していることから、業績予想を上方修正したそうだ。
トリドール(3397)、いちよしはフェアバリューを引き上げ
2493円 147円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティング「A」を継続し、フェアバリューを従来の2800円から3100円に引き上げた。16.3期3Q累計(4-12月)の営業利益は前年同期比81.5%増の69.22億円と、いちよし経済研究所の予想52.5億円を上回ったという。主力の「丸亀製麺」のセグメント営業利益が同19.7%増の98.38億円と順調に推移したほか、海外事業のセグメント営業利益は1.76億円となったこと(前年同期の海外事業は5.61億円の営業損失:特にタイ、ロシアの収益改善寄与が大きい)、減損損失の減少などが主な理由だそうだ。17.3期も海外事業、国内事業とも順調な業績展開を予想し、フェアバリューを引き上げたという。
タカラバイオ(4974)、いちよしはレーティングを引き上げ
1128円 70円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「B」から「A」に引き上げ、フェアバリュー1300円は据え置いた。株価が下落したためレーティングを引き上げたという。17.3期は引き続き欧米向け研究用試薬の売上伸長と医食品バイオ事業の損益改善を見込むが、遺伝子医療事業の研究開発費が増加すると見て、経常利益は前期予想比3.0%増を予想したそうだ。
NOK(7240)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
2128円 397円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同3500円から2200円に引き下げた。昨今の市場環境から、今回のガイダンス下方修正は短期的な株価変動にネガティブなインパクトを与えると考えたという。また、悪材料を織り込んだ後も、スマホ関連銘柄として相対的に株価がアンダパフォームする可能性が高いと予想したそうだ。今後、セルサイドアナリストによるコンセンサスが切り下がることも考慮に入れる必要があるとも。
H2Oリテイル(8242)、大和は投資判断を引き上げ
2136円 8円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価は3000円から2800円に引き下げた。3Qの営業増益率は鈍化したが、イズミヤが想定以上の利益改善になったという。イズミヤの改善、グループ再編とマネジメントの手腕を評価し、レーティングを引き上げたそうだ。好調なファンダメンタルズに対し評価不足であり、株価の上昇余地は大きいと考えたという。
アンリツ(6754)、大和は投資判断を引き下げ
696円 40円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を923円から695円に引き下げた。16/3期大和予想営業利益を106億円→72億円、17/3期は118億円→85億円に変更したという。スマホ計測の事業環境のピーク感を大和予想に強く織り込み、当面は以前ほどの高い利益水準を想定しないそうだ。スマホ生産の成長率低下が続くため、製造テスターの回復が見込みにくいという。研究開発テスター需要は着実だが顧客の収益力が低下しているそうだ。
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