10月27日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
<本日の注目銘柄>
FPG(7148)
10月26日、「2023 年 9 月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが注目ポイントです。
売上高については、主に不動産ファンド事業の国内不動産において、第4四半期の不動産小口化商品の販売額が四半期ベースで過去最高の水準に到達し、通期ベースでも過去最高を更新し、前回予想を超過する見込みとなりました。さらにリースファンド事業において、第3四半期累計期間に引き続き、第4四半期も積極的な販売を継続したことに加え、不動産ファンド事業の海外不動産においても、第4四半期の販売額が四半期ベースで過去最高となるなど、第3の柱として大幅な増益に貢献しました。同日公表の「金銭の信託(組成用航空機)の評価損の計上に関するお知らせ」では、金銭の信託(組成用航空機)の評価損 16.95億円を売上原価に計上するものの、利益面でも前回予想を超過し、過去最高益を更新する見通しとなりました。
2023年9月期通期連結業績については、売上高は711.49億円(前回予想比21.6%増)、営業利益は182.65億円(同9.4%増)、経常利益は179.89億円(同9.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は124.66億円(同11.3%増)に上方修正しました。
株主還元については、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向 50%を目安としています。今般、業績予想を上方修正したことに伴い、上記の基本方針を踏まえて、当期の配当予想を 1 株当たり 73 円 00 銭に修正しました。
<前日の東京株式市場>
26日の日経平均は前日比668.14円(2.14%)安の30601.78円と、3日ぶりに大幅反落しました。5日移動平均線(26日現在31038.59円)、25日移動平均線(同31700.90円)、75日移動平均線(同32224.74円)全て下回っています。27日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比60円安の30530円、高値は26日23時54分の30830円、安値は27日02時30分の30460円でした。26日の騰落レシオ(6日移動平均)は60.67%でした。新高値銘柄数は21、新安値銘柄数は41でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス324.35、シグナル(9日)はマイナス215.51でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス108.84でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが3つ(前日は2つ)が点灯している状況です。
<前日の米国金融市場>
26日のNYダウは続落し、前日比251.63ドル安の32784.30ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落し、同225.62ポイント安の12595.61ポイントでした。メタプラットフォームズが売られたことで、ハイテク株全般に売りが続きました。
<本日の東京株式市場の見通し>
7~9月期の米個人消費支出(PCE)物価指数はエネルギー・食品を除くコアが同2.4%上昇と4~6月期の3.7%から鈍化しました。インフレの減速が続いていると受け止められ、26日の米10年物国債利回りは前日比0.11%低い4.84%で取引を終えました。しかしながら、米国株式市場では、ハイテク株中心に株安が継続しています。本日の日経平均は軟調に推移する見通しです。終日冴えない相場となりそうです。
<日経平均テクニカル分析>
日経平均については、5日移動平均線は6日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月20日の31259.36円を上回る必要があります。
25日移動平均線は、17日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で9月21日の32571.03円を上回ることが必要です。
今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。
26日の東証グロース市場指数は前日比18.82p(2.26%)安の814.85pでした。5日移動平均線(26日現在828.61p)、25日移動平均線(同886.37p)、75日移動平均線(同941.30p)全て下回っています。5日移動平均線は、10日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、10月20日の841.12pを上回る必要があります。25日移動平均線は22日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、9月21日の916.43pを上回る必要があります。
今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。
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