「東証グロース250指数がリバウンド発生を期待しています」
6月10日の東証プライムの売買代金は概算で今年最低の3兆3195億円と、2023年12月29日以来の低水準でした。また、12日の日経平均の日中値幅は136.63円と今年最小で、東証プライム市場の売買代金は概算で3兆3653億円と今年2番目の少なさでした。米国時間12日に5月の米CPIやFOMCの結果公表を控えていることに加え、日銀が14日まで開く金融政策決定会合では国債の買い入れ減額に踏み切るとの観測が出ていることもあり、多くの投資家が様子見姿勢を崩していません。14日に株価指数先物・オプション6月物のSQの算出を控えていることも、手控え材料となっているのでしょう。
一方、12日の東証グロース市場250指数が4日続伸しました。終値は前日比3.17ポイント(0.50%)高の634.66ポイントでした。25日移動平均線(12日現在628.11ポイント)を2日連続で上回っています。25日移動平均線自体は4月1日以降、下降を続けています。今後、25日移動平均線が上向きに転じてくるようだと、本格的なリバウンドの発生が見込めるとみています。ただし、3月29日の1日だけ、25日移動平均線が上昇転換したものの、結局「ダマシ」となってしまったので、「25日移動平均線が安定的に上昇を続けること」が重要ですね。
東証グロース250指数がリバウンドするようなら、個人投資家の相場への体感温度が急上昇するはずです。期待を込めて見守りたいと思っています。
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