18日の海外動向と本日の相場見通し 米株高も、円高が悪材料、ボラタイルな相場継続
19日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比90円安の20980円、高値は18日23時47分の21220円、安値は19日05時01分の20950円でした。18日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比82.66ドル高の23675.64ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同30.178ポイント高の6783.911ポイントでした。19日のFOMCの結果発表やパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとのムードが強く、上値は重かったです。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の2019年1月物は前日比3.64ドル安の1バレル46.24ドルでした。NY円相場は3日続伸、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=112円45~55銭でした。
米株は堅調ですが、1ドル=112円台の円高は嫌気されそうです。今日上場のソフトバンク(9434)の寄り付き前の気配も1460円の売り買いで、公開価格の1500円を下回っています。あまりよくない状況です。また、ここ最近の新興市場の下落で個人の投資余力がなくなっています。日経平均は機関投資家の買いで底堅さを発揮しそうですが、個人投資家の関与率の高い市場、銘柄群は換金売り圧力の強い状況が継続する見通しです。日経平均の想定レンジは21000円±300円程度です。ボラタイルな相場も継続するでしょう。
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