個別銘柄情報(11/26分)
オークマ(6103)、CSは投資評価を引き上げ
1081円 33円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「OUTPERFORM」に引き上げ、目標株価を同900円から1400円に引き上げた。国内の新たな補助金効果、10月から回復が見られ始めた欧米および中国の受注回復、スマホ投資回復などから工業会ベースの月次受注高は直近の1000億円強から1400億円水準へ再加速すると考えたという。今16/3期予想営業利益を200億円から215億円(会社計画210億円、IFIS予想202億円)へ、来期予想を減益予想の175億円から前年比5%増の225億円と、IFIS予想182億円を24%上回る水準へ引き上げたそうだ。
日揮(1963)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
2129円 96円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同1800円から2600円に引き上げた。17/3期予想受注高を旧5100億円→新7100億円へ引き上げたという。北米シェール案件の受注は18/3期以降の受注予想に変更したものの、モザンビークFLNGプロジェクトに加え、トルクメニスタンや中東のガス処理設備の受注が徐々に実現するものと予想したそうだ。
IHI(7013)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
328円 5円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同430円から300円に引き下げた。依然追加費用リスクに留意する必要があることに加え、航空・宇宙事業は踊り場を迎えると考えたという。引当金の減少により17/3期は大幅増益を予想しているが、それ以外に利益成長要因は少ない。また、次期中計期間中において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む)、商業施設等を売却する可能性は低いと判断した。
鳥居薬(4551)、大和は投資判断を引き下げ
2755円 96円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「4」に引き下げ、目標株価を同2700円から2500円に引き下げた。スギ花粉症に対するアレルゲン免疫療法薬シダトレンの新規治療開始患者数が足元で従来大和想定を下回っている公算が大きいとみて、シダトレンとその後継品TO-206の売上予想を見直したという。16/12期は薬価改定の影響などで減益の可能性が高まったと考えたそうだ。
東芝機(6104)、MUMSSはレーティングを引き下げ
430円 20円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同580円から520円に引き下げた。射出成形機やダイカストマシンの受注減速、射出成形機のコストダウンの遅れなどがマイナスに影響すると考えたという。受注環境は厳しさを増しており、短期的に利益水準の大幅な改善は見込み難いと判断したそうだ。
日東電(6988)、MSは投資判断を引き上げ
8348円 433円安
モルガン・スタンレーMUFG証券は、同社の投資判断を従来の「Equal-weight」から「Overweight」に引き上げたが、目標株価9700円は据え置いた。15年度以降の業績予想に大きな変更はないという。一方、FPD関連のソリューションプロバイダーとしての高評価は継続。テープ関連事業及びメディカル関連事業は想定以上の収益拡大が見込まれるそうだ。また、肝硬変治療薬は中期的に期待が持て、今後のニュースフロー増加が見込まれるとも。
SUMCO(3436)、MSは投資判断を引き下げ
1294円 83円安
モルガン・スタンレーMUFG証券は、同社の投資判断を従来の「Equal-weight」から「Underweight」に引き下げ、目標株価を同1300円から950円に引き下げた。300mmウェハを中心とした価格は需給軟化を背景に、16年前半は低下すると見たという。さらに、コストダウンは限界に近付いていると考えられ、来期は減益となり、17年度の業績回復力も鈍いと考えたそうだ。16年度予想P/Eは25倍程度と投資指標面で割高感があり、UWとしたという。
サックスバーHD(9990)、いちよしはレーティングを引き上げ
2128円 175円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューを同2400円から2800円に引き上げた。PB(プライベートブランド)やナショナルプライベートブランド(NPB)の売上構成比の上昇により、18.3期以降は粗利益率の改善が拡大し、営業利益の伸び率が高まると予想したという。業界における優位性向上により、今後も独占的に販売できるブランドを増やすことで、粗利益率の改善が続くと考えたそうだ。
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