個別銘柄情報(7/6分)

キユーピー(2809)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
3485円 380円高
SMBC日興証券は、同社の投資判断「1」を継続し、目標株価を従来の3770円から3970円に引き上げた。会社の保守的なガイダンスと裏腹に、国内の収益性は着実に改善しているという。かつて多額の設備投資が懸念されたが、そうした投資がグループ企業全体で収益性を高める土壌形成に貢献した模様であり、海外成長のみならず、国内でも利益が増えるステージに入ったと判断したそうだ。SMBC日興では、16/11期の営業利益予想を295億円から304億円へ3%(9億円)、17/11期は347億円から351億円へ1%(4億円)、18/11期は392億円から394億円へ1%(2億円)増額したという。

全国保証(7164)、ドイツ証券は「Buy」でカバレッジを開始
4000円 20円高
ドイツ証券は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を4600円でカバレッジを開始した。提携金融機関数の拡大、および1提携先当たり新規保証実行額増加により保証債務の一層の成長が見込まれるという。低水準の与信関連費用も相まって順調な利益成長が期待できると考えたそうだ。ドイツ証券では、17/3期営業利益に関して、前年比5.6%増の265億円と、会社ガイダンス(242.4億円)を上回る水準を予想したという。

ポーラオルHD(4927)、CSは投資評価を引き下げ
9850円 240円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Outperform」から「NEUTRAL」に引き下げ、目標株価は同9500円から10200円に引き上げた。潜在リターン+2.2%と限定的になったことから、投資評価を引き下げたという。今後3年の営業利益(OP)平均成長率は+14%がCS予想だそうだ。POLAと育成ブランドの売上成長が主に利益貢献する見通しだという。従来OP予想比で約4%の増額修正となるが、主要因は好調なPOLAブランドの売上成長予想の上方修正だそうだ(16年予想は従来の約3%成長から約7%成長に変更)。

東ソー(4042)、CSは目標株価を引き下げ
442円 14円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の560円から500円に引き下げた。今回、営業利益予想を17/3期690億円から680億円へ、18/3期740億円から730億円へ小幅減額修正したという。この要因は、石油化学、クロル・アルカリの在庫受払差益に対して、機能商品の円高による輸出採算悪化が上回るためだそうだ。機能商品は、ハイシリカゼオライトやジルコニアなどの高機能材料事業の収益拡大が中期的に見込まれるが、競合他社の設備増強によるウレタン原料の需給悪化が懸念されるという。

ユニプレス(5949)、CSは目標株価を引き下げ
1523円 73円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の2400円から1900円に引き下げた。米州の収益改善、ならびにハイテンプレス製品/自社製トルクコンバーターによる製品付加価値上昇の効果発現には、まだ暫く時間がかかると見たという。17/3期営業利益予想を225億円(YoY2.1%増、従来予想244億円)に減額修正そたそうだ。17/3期はメキシコ拠点にも改善投資を行う計画のため、米国と合わせた米州全体の実質的な改善効果は、同社の計画上ゼロとなる見通しだという。

アスクル(2678)、野村は目標株価を引き下げ
3520円 165円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の5500円から4500円に引き下げた。野村の17.5期営業利益予想を、物流費用の増加を主因に下方修正したという。B2Cは東京と大阪の都市部配送を8月末から自社物流に切り替えていく方針。外部委託より低コストの自社物流活用は合理的だが、短期的には配送ドライバーの増員などで7億円の費用増加が発生。また、B2Bの一部商品では値下げの可能性があり粗利率をやや引き下げたそうだ。ただ、下期からB2BのMRO中心に商材を100→300万点に拡大する効果で、以後の売上予想を上方修正したという。

太陽誘電(6976)、みずほは目標株価を引き下げ
800円 69円安
みずほ証券は、同社の投資判断「アンダーパフォーム」を継続し、目標株価を従来の950円から750円に引き下げた。ハイエンドスマホは機能成熟から買替サイクル長期化が予想されるという。中国スマホも買替需要がストレッチ気味の中で生産が加速される見通しだそうだ。このため、16年後半以降に需要の息切れリスクがあると考えられるという。一方、同社を含めた受動部品各社の能力増強は17/3期も高水準が継続する見通しで、懸念通り需要減速となれば、16年後半以降、市況軟化となり、価格圧力が高まると見たそうだ。

スカパーJ(9412)、いちよしはレーティングを引き下げ
454円 15円安
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「A」から「B」に引き下げ、フェアバリューを同750円から590円に引き下げた。一部の衛星の打ち上げが延期となり、再打ち上げも未定だという。また、「スカパー!」の累計加入件数は減少が続いているそうだ。いちよしでは、17.3期の通期業績を営業収益1912億円(前期比17%増)、営業利益229億円(同5%減)と予想、宇宙事業、有料CH事業ともに前期比で営業減益と予想したという。

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