個別銘柄情報(7/8分)
ヨネックス(7906)、GSは投資判断を引き上げ
5990円 290円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同4400円から6800円に引き上げた。1)すでに営業利益の過半を占める中国市場での20%以上の売上成長と20%前後の営業利益率の維持が確認されること、2)インド/ASEAN地域においても中国の次の柱として市場に認識されること、3)約5割を保有する創業家の株式の一部放出等による、株式の流動性増加、以上3点が今後の株価のカタリストだそうだ。
ホシザキ(6465)、GSは投資判断を引き下げ
9160円 350円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価は同10000円から11000円に引き上げた。同社は国内では約450のサービス網をベースとした強固な営業力/メンテナンス力を武器に、国内厨房機器市場においてチャネル軸/商品軸とも拡大潜在力が大きいという。また、海外でもオーガニックでの拡大に加え、潤沢なキャッシュを基盤としたM&Aトラックレコードも順調に積み上げており、GSでは今後2025年までに営業利益が2.7倍を予想したそうだ。一方、株価は十分にそれを織り込んでおり、上値余地が限定的になったと判断したという。
ヤフー(4689)、CSは「OUTPERFORM」でカバレッジを開始
452円 3円高
クレディ・スイス証券は、同社について、新規に投資評価を「OUTPERFORM」、目標株価を600円でカバレッジを開始した。Eコマース革命の(1)販売促進費がピークアウトしつつ、(2)流通総額の増加とともにショッピング関連広告も増加し始めたという。さらに、(3)オークション手数料や会員料金の見直しも業績にポジティブに影響すると見たそうだ。業績モメンタム好転の転換点で株価が再評価されるとCSでは判断したという。
資生堂(4911)、CSは投資評価を引き上げ
2885.5円 5.0円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Underperform」から「NEUTRAL」に引き上げ、目標株価を同2250円から2900円に引き上げた。16/12-18/12期の営業利益(OP)予想を従来比12%増額修正したという。直近の円高影響を織り込む一方で、1)既存プレステージブランドの世界的な販売好調、2)訪日来客の消費拡大、3)欧米の新ブランド(D&G、ローラメルシエなど)の売上貢献(16年4Qから)、の主に3点を反映し、今後3年OP CAGR +12%を予想したそうだ。
ユニチャーム(8113)、CSは投資評価を引き下げ
2060.5円 123円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「UNDERPERFORM」に引き下げ、目標株価を同2500円から1900円に引き下げた。1)日本での並行輸入業者の購買の沈静化、2)中国での競争激化(紙おむつに加え、フェミニンケアも)、3)東南アジアのモダントレード拡大に伴う販促費の増加、の3点から、収益モメンタムに回復の兆しが見えないという。中国では、今後の円高影響もあり、日本製の輸入品が伸び悩むリスクが出ると考えたそうだ。CSでは、16/12~18/12期営業利益(OP)予想を従来比13%弱の下方修正したという。
東エレク(8035)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
8490円 158円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同7500円から10500円に引き上げた。中長期的にもNAND分野、とりわけ3DNAND関連投資が拡大基調を辿る可能性が高まっているという。SoC関連投資も、10nmプロセス向けなどを中心に堅調を維持する可能性が高いそうだ。比重は低下も2016年以降にはFPD関連装置の拡大も見込まれるなど、SPEセクター内において優位なポジションにあると、SMBC日興では判断したそうだ。17/3期業績に関しては、売上高7150億円(前期比8%増、会社計画比+10億円)、営業利益1300億円(11%増、+60億円)、純利益895億円(15%増、+45億円)を予想したという。
7&I-HD(3382)、野村は目標株価を引き下げ
4078円 67円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の5650円から5400円に引き下げた。野村予想の営業利益を小幅に下方修正したという。極端な不振にあるニッセンHDに加え、競争激化の中で成長力や競争力維持に必要な投資が嵩むセブン-イレブン・ジャパンなども引き下げたそうだ。一方、円高前提にしたもの7-Eleven,Inc.は販売好調で上方修正。そごう西武やイトーヨーカ堂も販売・粗利率とも下振れているが、追加的な経費削減が進んでおり営業利益はほぼ据え置いたという。今後、構造改革の実行過程で戦略費用が先行する可能性は否定できないが、連結営業利益は過去最高益の更新が続く見通しとしたそうだ。
クミアイ化(4996)、野村は目標株価を引き下げ
563円 22円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の1230円から870円に引き下げた。17.10期営業利益予想を33億円(従来45億円)に下方修正したという。従来比では、(1)AXEEVが伸び悩む前提に変更した(売上高280億円→240億円)ことで同4億円減額、(2)インドで除草剤ノミニーのジェネリックが台頭しており、販売価格下落の影響で同3億円減額、(3)国内農薬販売の不振で同2億円減額、(4)為替前提を113円から102円に変更したことで同3億円減額したそうだ。
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