個別銘柄情報(8/8分)

小野薬(4528)、野村は投資判断を引き下げ
2881円 700円安のストップ安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同6200円から3800円に引き下げた。現地時間5日にOpdivoの共同開発パートナーであるBristol-Myers Squibb社(以下BMS社)が非小細胞肺がん未治療患者(以下1L患者)を対象としたPhase3臨床試験CheckMate-026試験の主要評価項目を達成できなかったことを発表。臨床試験の失敗を受け、最も患者数の多い肺がん1LはMerck社のPD-1抗体であるKeytrudaが奪うことが予想されるそうだ。

大塚HD(4578)、野村は投資判断を引き上げ
4713円 116円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同4700円から6000円に引き上げた。小野薬品工業(4528)のOpdivoの臨床試験の失敗を受けて、同社の子会社である大鵬薬品工業がMerck社と共同販売するPD-1抗体のKeytrudaの売上ポテンシャルが大幅に高まったという。新たにKeytrudaの業績貢献を織り込み、営業利益予想を上方修正したそうだ。

リコー(7752)、野村は目標株価を引き下げ
911円 27円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1171円から878円に引き下げた。会社は、17.3期業績計画を下方修正。売上高は前回予想を1300億円下方修正の2兆400億円(前期比7.7%減収)、営業利益は同220億円下方修正の550億円(同46.2%減益)。営業利益の下方修正はインド関連費用65億円、為替影響157億円の影響が大きいという。17.3期予想営業利益率3%割れで再建に待ったなしだそうだ。

カカクコム(2371)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
1806円 138円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同2300円から1750円に引き下げた。1Q決算を踏まえSMBC日興営業利益予想を減額したという。(1)1Qの価格.comのショッピング事業での消費財売上高の伸び率鈍化(15/3期、16/3期はYoY20%強成長も、17/3期1Qは+6%)を踏まえ、消費財売上高伸び率を17/3期YoY+20%→+6%に変更。(2)1Qでの食べログの有料店舗数の増加ペースの鈍化(16/3期1Qおよび2QYoY +9000店前後、3Qおよび4Q +7000店前後、17/3期1Q +5300店)を踏まえ、増加ペースを引き下げ(17/3期末+6000店→+4000店)等。18/3期以降の営業増益率は1桁になると予想したそうだ。

マブチ(6592)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5070円 440円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の5100円から5600円に引き上げた。通期会社予想修正のうち、売上高1500億円から1350億円への下方修正は、ほぼ想定線であったが、営業利益の新計画218億円は、SMBC日興従来予想187億円と比較すると下方修正幅が小さく、原材料価格の低下影響がSMBC日興想定よりも大きかったと推察されるという。このため、原材料価格低下のプラス効果を織り込み、16/12期以降の業績予想を上方修正したそうだ。

日電産(6594)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
9537円 182円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の8300円から10000円に引き上げた。今回の買収により、同社の民生・商業・産業用モータの売上高は、18/3期に40億米ドルにまで拡大すると予想(ACIM売上高は、18/3期で4,600億円)、競合他社のモータ売上高の20億~30億米ドルと比較して、一歩、抜きん出そうだという。調達の一本化、開発の効率化と新製品投入の加速、過去の買収事業との組み合わせによるシナジー効果の発現など、利益改善の確度は高まったと見たそうだ。19/3期ACIMの営業利益は、従来297億円(OPM10.9%)から581億円(11.9%)へ、21/3期は、従来337億円(11.4%)から816億円(15.2%)に予想を引き上げたという。

小糸製(7276)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5040円 10円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の5000円から5500円に引き上げた。SMBC日興業績予想を上方修正したという。17/3期営業利益は760億円から850億円(前期比+3.4%)へと増額、ガイダンス(780億円)を9.0%上方着地すると予想したそうだ。また、上期営業利益は380億円(前年同期比+17.3%)とガイダンス(360億円)を上回ると予想。LEDヘッドランプのみならず、既存のHIDやハロゲンでさえも、国内外からの旺盛な需要に沸いているという。

LINE(3938)、みずほは「買い」でカバレッジを開始
4075円 115円高
みずほ証券は、同社について、新規に投資判断を「買い」、目標株価を5200円でカバレッジを開始した。広告牽引で短期業績は高伸長。4-6月に立ち上がった広告新商材の成長持続と一時費用の一巡で、17/12期営業利益は前期比倍増見通しだという。電話、メール、Web閲覧などのやり取りが、メッセージング上での人工知能とのコミュニケーションに代替される可能性が指摘されるそうだ。また、世界的に株式市場で有力メッセージング企業の評価上昇が鮮明で、その中でも同社バリュエーションには割安感があるという。

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