14日の海外動向と本日の相場見通し 新興市場中心に地合い悪化は不可避の情勢

15日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比150円安の16330円、高値は14日17時18分の16510円、安値は15日3時7分の16320円でした。14日のNYダウは続落、前日比31.98ドル安の18034.77ドルでした。シェブロン、エクソンモービルといった石油関連株が下落しました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の10月物は前日比1.32ドル安の1バレル43.58ドルでした。EIAが発表した週間の石油在庫統計で、原ガソリンやヒーティングオイルなどの在庫が軒並み増えたことが嫌気されました。NY円相場は反発、前日比10銭の円高・ドル安の1ドル=102円40~50銭でした。

 

NYダウ、原油先物価格の下落、円の対ドルでの高止まりを受け、本日の日経平均は続落が見込まれます。想定レンジは心理的節目の16500円±150円程度です。物色面では、昨日から、これまで人気だったVRなどゲーム関連が売られ、バラスト関連が人気化しています。ゲーム関連に関しては、本日「東京ゲームショウ2016」が開催しますが、その前に「材料出尽くし」の動きが昨日から加速し、関連銘柄が相次いで「ナイアガラ」状態になりました。一方、国土交通省が9日、「船舶バラスト水規制管理条約」が2017年9月8日に発効すると発表したことで、同関連銘柄が短期資金の受け皿になっています。なお、多くの個人は、おそらく、この人気テーマの遷移に、上手くついていけてないと観測されるため、新興市場中心に地合い悪化は不可避の情勢と考えます。

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