26日の海外動向と本日の相場見通し 決算プレー主体、指数は「高値圏のもみあい」

27日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比変わらずの17360円、高値は27日00時07分の17380円、安値は26日18時17分の17270円でした。26日のNYダウは反発、前日比30.06ドル高の18199.33ドルでした。四半期決算と同時に業績見通しの引き上げを発表したボーイングが上昇し、1銘柄でダウを43.51ドル押し上げました。一方、前日夕に発表の決算が減収減益となったアップルがダウを17.74ドル押し下げました。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の12月物は前日比0.78ドル安の1バレル49.18ドルでした。NY円相場は3日続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=104円40~50銭でした。

 

NYダウの反発、1ドル=104円台半ばのドル高・円安が、高値圏の日経平均を力強く支える見通しです。想定レンジは17162.21円(24日安値)~心理的節目の17500円です。なお、物色の柱が見当たらないため、業績の好不調にあわせて投資家が個別株を売り買いする「決算プレー」が主体になるでしょう。また、相場全体は強いことは強いですが、さらに上値をガンガン買い上がる材料もないため、相場全体のムードとしては、「高値圏のもみあい」ということになりそうです。

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