27日の日経平均は前日比55.42円安の17,336.42円
27日の日経平均は前日比55.42円安の17,336.42円、高値は17,414.21円、安値は17,278.12円。東証1部の出来高は17億120万株、売買代金は1兆9449億円、値上がり銘柄数909銘柄、値下がり銘柄数は927銘柄、変わら146銘柄。日経平均は4日ぶり反落。
前場の日経平均は4日ぶり小反落。前日の米国市場がまちまちの動きとなったなか、直近上昇の反動などから朝方はやや売り先行した。ただ、為替相場、1ドル104円台の緩やかな円安基調から徐々に押し目買いが入り一時プラス圏に浮上し、買い一巡後は手掛かり材料難などから再びマイナス圏に転落と前日終値を挟んでのもみ合い。方向感に乏しいなかで物色は決算発表を手掛かりにした個別物色の展開となっている。
後場の日経平均は短期的過熱感から利益確定売りに押され一時安値を更新。後場は売りが先行し、一時113円安まで下げ幅を広げた。売り一巡後は下げ渋ったものの戻りは限定的となった。個別では任天堂が通期予想を下方修正に朝方は大きく売りが先行したもののアク抜けかプラスに切り返し人気を集めた。
東証33業種では、その他金融業、証券商品先物、不動産業、石油石炭製品、陸運業が値上りした。一方、海運業、空運業、精密機器、化学、医薬品が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはイチケン(1847)、2位はユアテック(1934)、3位は大京(8840)。一方、値下がり率トップはVOYAGE GROUP(3688)、2位は日本航空電子工業(6807)、3位は山陽特殊製鋼(5481)
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