個別銘柄情報(10/31分)
帝国ホテル(9708)、野村は投資判断を引き下げ
2104円 5円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同2770円から2400円に引き下げた。邦人のホテルの宿泊需要が16年年初から前年比で減少し始め、更に外国人の需要は春ごろから伸び悩み、8月には前年同月比で減少へ転じたという。こうした中で、宿泊単価の上昇率は鈍ってくると考え、ホテル関連事業にプレミアム評価をするのが難しいと判断したそうだ。
富士電機(6504)、野村は目標株価を引き上げ
525円 31円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の580円から620円に引き上げた。発電・社会インフラと産業インフラの受注は順調で、コンポーネント系の需要が回復、下期は国内コンビニと中国向けに食品流通部門の数量増が期待され増益になると予想したという。為替前提の変更により業績予想を小幅下方修正したが、業績拡大基調の見通しは不変だそうだ。
信越化(4063)、野村は目標株価を引き上げ
7971円 190円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の580円から620円に引き上げた。野村では、17年1~3月以降、微細化対応製品などの300mmウエハでの販売価格の上昇を織り込んだそうだ。なお、塩ビの米Shintechの業績は北米の需要拡大などで好調な販売を続けているという。また、セルロースが国内で医薬品向けが、欧州では塗料用向けが好調に推移しているそうだ。なお、17.3期のDPS予想を従来比10円引き上げ、120円としたという。
フジクラ(5803)、野村は目標株価を引き上げ
618円 12円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の670円から780円に引き上げた。野村では、下期の為替前提103円/$で従来予想並みの280億円の営業利益を予想したという。光ファイバ、光融着機(光ファイバ同士を接続するための装置)、光コネクタなどの光関連製品の需要が旺盛なことを確認できたため、野村では18.3期にさらに需要が伸びると考え、18.3期の営業利益予想を小幅に上方修正したそうだ。野村では、FPCやワイヤーハーネスが安定収益を計上できるようになってきた点に加え、同社の光関連製品の成長性や株主還元に対する積極姿勢を評価しているという。
エイチーム(3662)、東海東京は「Outperform」でカバレッジを開始
2382円 126円高
東海東京調査センターは、同社について、新規にレーティングを「Outperform」、目標株価4400円でカバレッジを開始した。東海東京では、17/7期通期業績を売上高346億円(前年比50.5%増)、営業利益39億円(同78.2%増)と予想したという。エンターテインメント事業においては既存複数タイトルの積上型による収益モデルを実現。今期についても既存複数タイトルの収益寄与が安定的に見込まれるそうだ。前期末にリリースされた「ヴァルキリーコネクト」の通年寄与と、今期リリースが予定されている「放課後ガールズトライブ」による収益貢献を予想したという。また、海外展開についても業界内で先行しており、今後の収益拡大余地は大きいとも。
アルプス(6770)、みずほは投資判断を引き下げ
2520円 97円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価2700円は据え置いた。(1)1Q決算後の株価リバウンドによりアップサイドが縮小、(2)株式市場の期待値は既にある程度高いこと、(3)スマホ市場全体の在庫調整リスク(中国勝ち組ブランドが期待値を高めている結果、市場全体でみて需要を上回る生産・部品調達となっている可能性が考えられ、17年1-3月期以降に顕在化の可能性)、以上3点により投資判断を引き下げたそうだ。
大豊工業(6470)、いちよしはレーティングを引き上げ
1507円 105円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューを同1300円から2000円に引き上げた。主要取引先であるトヨタ自動車(7203)の主要エンジンに、順次バキュームポンプが搭載される見通しだという。バキュームポンプの利益貢献が2017.3期2Q(7-9月)から始まったこと、それが2018.3期以降の中期利益成長率を押し上げることを評価したそうだ。事業環境に不透明な要素が多いなかで、予想される搭載単価の上昇がプレミアムになると判断したという。
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