個別銘柄情報(2/19分)
日本CMK(6958)、MUMSSは目標株価を引き上げ
371円 25円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Overweight」を継続し、目標株価を従来の420円から480円に引き上げた。営業利益は3Q好決算を受けて、16/3期を3億円に引き上げたという。17/3期、18/3期の営業利益については収益改善の確度が上昇したことを考慮し、それぞれ2億円増額の32億円、52億円としたそうだ。構造改革に伴う固定費削減と、車載PCB(プリント配線板)事業の拡大期入りを骨子としたエクイティストーリーに変更はないという。
ライオン(4912)、MUMSSはレーティングを引き上げ
1196円 17円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同1000円から1300円に引き上げた。15/12期の付加価値型商品拡販による好業績を踏まえ、MUMSS予想を上方修正し、エクイティストーリーを強気シナリオに変更したという。(1)国内、海外におけるオーラルケアのブランド力上昇、(2)市場単価上昇の享受による収益性改善、(3)パーソナルケア拡販と中国ECの拡大による海外事業成長の進展、(4)増配発表など安定的利益成長に応じた株主還元の拡充、以上4点の効果で、戦略的な投資効果により安定的な利益成長を達成する好循環局面に入ったというのが新しいエクイティストーリーだそうだ。
NTTドコモ(9437)、MUMSSは目標株価を引き上げ
2626.5円 18円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2260円から2590円に引き上げた。MUMSS業績予想の全体感は、底打ちしたモバイル通信サービス収入によって通信事業が安定営業増益基調を維持し、スマートライフ領域も一定の貢献を果たす、というものだという。16/3期は3Q累計営業利益6855億円を勘案し、通期営業利益8000億円(前回7350億円)と会社計画7100億円を上回ると予想したそうだ。17/3期は8600億円(同8000億円)と現中計(18/3期営業利益8200億円以上)の1年前倒し達成が可能、と予想したという。
東建物(8804)、CSは投資評価を引き上げ
1291円 56円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Underperform」から「NEUTRAL」に引き上げ、目標株価を同1100円から1300円に引き上げた。株価が、(1)17年12月期の資本効率の上昇、(2)既存の劣後ローンおよび劣後債の早期のリファイナンスの可能性、を織り込み始めると、同社の株価パフォーマンスは改善へ向かうと予想したという。CS予想の営業利益は、16年12月期351億円(会社計画350億円、CS従来予想318億円)、17年12月期394億円(CS従来予想350億円)、18年12月期400億円だそうだ。
トレンド(4704)、野村は目標株価を引き下げ
3585円 595円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の5600円から5400円に引き下げた。15年10~12月期(Q4)が一過性費用の増加で大幅減益になったこと、16.12期の営業利益計画(273億円)がQUICKコンセンサスを大幅に下回る減益見通しになったこと、などネガティブサプライズだという。16.3期Q1に買収完了予定のTippingPoint(TP)事業の連結化の時期(Q2からと想定)、同事業の予想以上の費用負担、為替前提の見直し(円高方向)などを考慮し、野村予想を下方修正したそうだ。
ナブテスコ(6268)、野村は目標株価を引き下げ
2273円 108円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2500円から2300円に引き下げた。野村では、16.12期の営業利益を前期比13%増益と予想したという。航空・油圧機器事業の営業赤字は9億円へ縮小を見込んだそうだ。油圧機器では中国で生産拠点の統合、設備能力30%削減、減損処理実施で収益性改善を進めているという。精密機器事業では、ロボット向け減速機で増産が続く見通しだが、生産能力増強による償却費増加や中国新工場の立上げ費用により営業利益横ばいが予想されるそうだ。
日本航空(9201)、GSは目標株価を引き下げ
3970円 31円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断は「買い」に据え置いたが、目標株価を従来の5600円から5400円に引き下げた。人件費増を織り込み、来期/再来期営業利益予想を各々5%下方修正も、中計(ローリング)の発表で悪材料はほぼ出尽くしと考えたという。今後は堅調な業績推移や還元の増加を背景に株価は上昇基調に回帰すると予想したそうだ。
富士フイルム(4901)、東海東京は「Outperform」でカバレッジを開始
4276円 44円安
東海東京調査センターは、同社について、新規にレーティングを「Outperform」、目標株価を5500円でカバレッジを開始した。通期営業利益は足元の急激な円高影響もあり、東海東京では会社計画が未達に留まると予想したという。一方、17/3期以降はチェキが頭打ちになり、FPD材料の苦戦が続くが、ヘルスケア事業の成長やドキュメント事業の円高によるコスト削減での採算好転により、増益基調が持続すると予想したそうだ。
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