個別銘柄情報(11/22分)
オムロン(6645)、野村は投資判断を引き上げ
4240円 80円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同3250円から4900円に引き上げた。本社直轄事業に於けるスマホ向け液晶バックライト(BL)の設備減損や、制御機器事業(IAB)での拡販活動、を主因に投資判断を引き上げたという。野村では、通期営業利益は17.3期が570億円(下期が前年同期比6%増の311億円)、営業利益率7.5%、18.3期が前期比12%増の640億円、同利益率8.2%を予想したそうだ。
任天堂(7974)、野村は目標株価を引き上げ
27855円 205円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の32000円から34000円に引き上げた。従来野村予想に対して、近日中に生産終了予定のWiiUの販売が弱含んでいる一方で、3DS向け「ポケットモンスターサン/ムーン」の初回出荷本数が、やや上回っているという。また、「スーパーマリオラン」の詳細発表を受け、17.3期のモバイルゲーム事業の営業利益を上方修正、18.3期を下方修正したそうだ。
アルパイン(6816)、野村は目標株価を引き上げ
1484円 17円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1450円から1750円に引き上げた。足下の業績は厳しいが、バリュエーション面での割安感や、Neusoftグループとの協業による成長ポテンシャルへの評価は変わらないという。先端コックピットの開発におけるアルプス電気(6770)との連携強化にも注目しているそうだ。
日化薬(4272)、野村は目標株価を引き上げ
1334円 12円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1060円から1350円に引き上げた。17.3期は、機能化学品事業の売上高は低迷しているが、低採算の紙用染料の事業撤退、円高による原料安、高採算の半導体エポキシ樹脂の需要回復があり、従来想定よりも採算性は改善すると判断したという。18.3期は、子会社ポラテクノ(4239)の偏光フィルムの苦戦は続くと考えるも、量産製品におけるタッチパネル接着剤の採用、産業用インクジェット染料の成長で機能化学品事業の採算性は改善すると見たそうだ。
アマダ(6113)、野村は目標株価を引き上げ
1241円 22円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1100円から1300円に引き上げた。売上の7割を占める板金機械は顧客業種に建設・住宅・インフラ、通信、家電・精密などもあり、自動車(エンジン部品加工など)比率が高い切削系工作機械メーカーに比べて広いという。それでも設備投資財のため需要変動が大きいが、足元で海外中心に受注は安定しつつあるそうだ。18.3期は前期比2%増収(為替除くと3%増収)、8%営業増益が予想されるという。
CKD(6407)、東海東京は目標株価を引き上げ
1342円 3円安
東海東京調査センターは、同社のレーティング「Outperform」を継続し、目標株価を従来の1240円から1600円に引き上げた。東海東京では、17/3期業績を売上高900億円(前年比2.1%増)、営業利益90億円(同11.0%増)に上方修正したという。3Q(10-12月)以降も半導体製造装置向け流体制御機器や二次電池製造機械向け空気圧機器などの売り上げ拡大を想定したそうだ。
コニカミノルタ(4902)、ドイツ証券は投資判断を引き上げ
1029円 28円高
ドイツ証券は、同社の投資判断を従来の「Hold」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同800円から1200円に引き上げた。17/3期営業利益予想を、512億円から528億円(会社計画550円)へ、18/3期は547億円から579億円へ引き上げたという。従来通り、顧客との接点が増えるITサービスとのハイブリッド販売によって、同社の事務機器売上高は業績平均を上回る伸び率になると予想したそうだ。
リコー(7752)、ドイツ証券は投資判断を引き下げ
901円 20円安
ドイツ証券は、同社の投資判断を従来の「Hold」から「Sell」に引き下げ、目標株価を同840円から700円に引き下げた。17/3期営業利益予想を、582億円から422億円(会社計画400円)へ、18/3期は690億円から311億円へと、BBGコンセンサス466億円/487億円を下回る水準へと下方修正したという。売上高減少を食い止める施策に乏しいことや、金利上昇は利益の大半を稼ぐ同社のリース事業に影響を与えると考えたそうだ。
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