個別銘柄情報(3/22分)
あおぞら(8304)、大和は投資判断を引き上げ
398円 10円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価460円は据え置いた。収益バファーとしての株式評価益の存在や将来の税軽減効果の発生期待等も鑑みれば、中期的にも高配当が維持される可能性は高いと予想したという。また、他の大手銀行との比較で日本銀行のマイナス金利導入の収益ダメージが小さいことも評価ポイントだそうだ。他行比で高い4.7%の(2016年度)予想配当利回りに着目すれば、現行株価水準で投資妙味は大きいと判断したという。
ツクイ(2398)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1482円 63円高
SMBC日興証券は、同社の投資判断は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の1000円から1500円に引き上げた。17/3期経常利益は38億円(40%増)、18/3期は50億円(31%増)を予想したという。DS利用者の順調な拡大(年率9%増)、有料老人ホームでの入居率改善、労務費コントロール維持やデイサービスでの投資回収スピードの加速等による成長を予想したそうだ。中計目標(18/3期:54億円)までは見込んでないが大幅増益が続くと考えているという。
シマノ(7309)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
18400円 570円高
SMBC日興証券は、同社の投資判断「1」を継続し、目標株価を従来の19400円から20500円に引き上げた。同社の16/12期の営業利益は、15/12期上期の水準が高いため、上期までの業績モメンタムは弱いものの、新製品効果を中心に16/12期下期から営業利益は拡大局面に転じると想定したという。新製品効果が通期寄与する17/12期は営業利益を前期比9.2%増の890億円と予想したそうだ。
アシックス(7936)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
2123円 65円高
SMBC日興証券は、同社の投資判断は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の2800円から2350円に引き下げた。同社の16/12期は、前期に北米で計上した貸倒引当金(約15億円)の反動があることに加え、日本のリストラ効果の通期寄与、欧州・中国では順調なビジネス展開を想定するものの、(1)システム費用負担の増加、(2)北米のランニングシューズの販売低迷などを主因に、7.5%営業増益にとどまると考えたそうだ。
ニチイ学館(9792)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
804円 10円安
SMBC日興証券は、同社の投資判断は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の960円から750円に引き下げた。16/3期は同社想定ほどにスタッフ確保が進んでおらず、在宅介護サービスを中心にサービス利用者減少が続いており、会社計画未達、営業赤字になると予想したという。17/3期についても介護部門の急速な回復は難しいとみることに加え、中国事業での先行投資費用拡大、COCO塾での多額の損失継続、等により、厳しい状況が続くと予想したそうだ。
関西電(9503)、MUMSSはレーティングを引き下げ
971.5円 17.6円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同1630円から1530円に引き下げた。MUMSSでは、2015年12月24日の福井地裁の高浜原発3、4号の運転差止仮処分の取り消しを参照し、大津地裁による再稼働禁止仮処分は2017年3月頃には取り消される可能性があると考え、高浜原発3号機の再稼働を2017年4月と予想したという。MUMSS予想経常利益は、16/3期を微調整、17/3期を下方修正、18/3期を上方修正し、17/3-18/3期MUMSS予想配当金を無配(従来10円)に下方修正したそうだ。
クラリオン(6796)、MUMSSはレーティングを引き下げ
355円 35円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同520円から340円に引き下げた。車載カメラの伸びは想定を下回り、車載システムの競争が激化するなど、夢を見る局面から現実を見る局面に変化しているという。今回は、「車載カメラシステムの成長再加速や駐車支援システムの立ち上げによる業績拡大期をエントリータイミングとして待つ」にエクイティストーリーを変更したそうだ。
ASB機械(6284)、いちよしは「A」でカバレッジを開始
2237円 178円高
いちよし経済研究所は、同社について、新規にレーティングを「A」、フェアバリューを3100円でカバレッジを開始した。いちよしでは、16.9期は、売上高280億円(前期比10%増)、営業利益45億円(同18%増)と、営業増益への転換を予想したという。同社・インド工場のある南・西アジア向けは拡大持続が見込める上に、インド工場の取扱製品では15年10月に一部で値上げを実施しており、2Q(1-3月)以降、徐々に採算性が改善すると考えたそうだ。東アジアでは今後、中国の需要減の影響を受けるとみるものの、南・西アジアや米州の拡大で全体では営業増益転換が期待できると見たという。
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