個別銘柄情報(11/28分)
JR九州(9142)、野村は「Buy」でカバレッジを開始
3025円 70円安
野村證券は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を3800円でカバレッジを開始した。16.3期末に鉄道事業固定資産で大規模な減損処理を実施したため、17.3期以降の運輸サービス事業の営業利益率が大きく改善する見込みだという。今後、退職者増加に伴う人件費の減少が利益増加要因になると考えたそうだ。リスクは景況感悪化による鉄道収入減少、不動産の減損だという。
SMC(6273)、野村は目標株価を引き上げ
32550円 60円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の36400円から38300円に引き上げた。売上が為替影響を除くと17.3期上期の前年同期比6%増から下期は同10%増、18.3期に同5%増と中国・アジアの電機、自動化向けが牽引して堅調が続くと予想したという。また、部品の内製率が高いため限界利益率が55~60%と高く、固定費管理力も強いため、増収が増益へ直結する構造が強みだそうだ。
住友電(5802)、野村は目標株価を引き上げ
1626.5円 8.0円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1830円から1910円に引き上げた。FPCを中心としたエレクトロニクスの苦戦により、17.3期営業利益予想を1550億円から1350億円に下方修正したという。一方、情報通信、自動車、環境エネルギーの予想を上方修正し、エレクトロニクスの赤字が縮小する18.3期の全社の営業利益予想を1650億円から1700億円に上方修正したそうだ。
横河電(6841)、野村は目標株価を引き上げ
1602円 2円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1320円から1520円に引き上げた。原油価格が低水準に留まる中で17.3期の受注環境は厳しいが、足元の円安基調への転換は業績にプラスとなると考えたという。野村では、17.3期の受注を前期比8%減と予想。制御事業の海外受注は同9%減だが、国内受注は前期並みを見込んだそうだ。国内ではプラント関連設備の老朽化が進み、メンテナンスや更新需要で安定した受注が見込まれるという。
ハーモニック(6324)、東海東京はレーティングを引き下げ
2949円 100円高
東海東京調査センターは、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Outperform」に引き上げ、目標株価を同3000円から4200円に引き上げた。前年比伸び率のボトムは17/3期3Qであり、受注額のボトムは2Qと予想したという。受注回復を想定しているユーザーは、産業用ロボットと半導体製造装置。産業用ロボットは、米大手スマートフォンメーカーの投資抑制の影響で17/3期前半の受注は伸び悩んだが、後半は中国ローカルスマートフォンメーカー向けに受注増加を予想したそうだ。
大阪チタ(5726)、MUMSSは目標株価を引き下げ
1675円 73円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1740円から1440円に引き下げた。航空機向けの販売数量想定は変更していないが、非航空機向けの販売想定を下方修正したという。これまで堅調が続いていたプラントや熱交換器等の需要が一巡しているためだそうだ。また、前期に設備の大幅減損を行ったポリシリコンは、17/3上期の出荷が芳しくなかったこともあり、BEP達成が難しいとの見方に変更したという。MUMSS予想営業利益予想を17/3期10億円(従来12億円)、18/3期22億円(同24億円)、19/3期29億円(同36億円)としたそうだ。
リゾートトラス(4681)、MUMSSは目標株価を引き下げ
2156円 106円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Buy」から「Hold」に引き下げ、目標株価を同3310円から2560円に引き下げた。主力の富裕層向けリゾート会員権販売の契約伸び悩みを受けて、MUMSSの17/3期以降の営業利益予想を減額したという。会社は17/3期営業利益予想を下方修正、中計最終年度の18/3期には芦屋の繰延利益を一括計上予定であるが、契約高が全般に伸び悩んでおり、中計目標(18/3期営業利益240億円)は未達にとどまると予想したそうだ。
ライオン(4912)、みずほは投資判断を引き下げ
1894円 13円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価は同1500円から1600円に引き上げた。今回、主に国内においてオーラルケア等で高価格製品の売れ行きが好調なことを確認し、16/12期以降のみずほ証券の営業利益予想を上方修正したという。一方、株価には割高感が出てきていると考え、投資判断は引き下げたそうだ。過去の季節性を汲み入れても4Qの出荷は抑制されると思われ、現在の会社計画からの利益上乗せは限定的と予想。17/12期については原材料高の局面を迎えること、また足元、オーラルケアは数量増が一服し始めていることも考慮すべき変換点だと考えたという。
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