11日の海外動向と本日の相場見通し 乱高下はあったものの、トランプ会見は無事通過
12日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比20円安の19330円、高値は12日の01時22分の19510円、安値は12日03時16分の19120円でした。11日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比98.75ドル高の19954.28ドルでした。また、ナスダック総合株価指数は7日続伸、前日比11.831ポイント高の5563.650ポイントと、5日連続で過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の2月物は前日比1.43ドル高の1バレル52.25ドルでした。NY円相場は3日続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=115円35~45銭でした。トランプ米次期大統領の記者会見後、対ドルでの円買いが優勢になり、一時は114円25銭と2016年12月9日以来、およそ1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けました。
トランプ次期米大統領の記者会見では、大半はロシアのサイバー攻撃や、自らのビジネスと大統領職との間の利益相反問題の説明に費やされました。また、「私は最も多くの雇用を生み出す大統領になる」と強調したものの、市場が注目していた、減税や財政支出拡大による景気刺激策の具体策がほとんど語られず、ドルへの失望売りが加速する場面がありました。
多少の乱高下はありましたが、トランプ次期大統領の記者会見は無事通過しました。ドル/円相場は若干円高気味ですが、米国株式市場は強い動きであり、原油先物相場も堅調です。このため、本日の日経平均も堅調推移が見込まれます。想定レンジは25日移動平均線(11日現在19164.35円)~5日移動平均線(同019447.05円)です。
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