1日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は3日続伸し、1月5日の昨年来高値を目指す可能性が高そう
2日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比200円高の19590円、高値は2日01時09分の19620円、安値は1日16時40分の19390円でした。１日は、６営業日ぶりに主要な米株価３指数がそろって最高値を更新しました。NYダウは大幅反発、前日比303.31ドル高の21115.55ドルと、２日ぶりに過去最高値を更新しました。トランプ米大統領の「大統領らしい立ち振る舞い」と理性的な議会演説を受け、議会の協力を得て「トランプノミクス」が実現に向かうとの期待が高まりました。また、米金利が大きく上昇し、利ざや改善の期待から金融株が買われ相場を押し上げました。NY原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の４月物は前日比0.18ドル安の１バレル53.83ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝113円70～80銭の１円円安・ドル高でした。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は3日続伸し、1月5日の昨年来高値19615.40円を目指す可能性が高そうです。想定レンジは19600円±100円です。トランプ米大統領の議会演説後の株価急落、円高進行を予想して、「ショート戦略」を採用していた投資家の損失覚悟の買い戻しが断続的に入ることでしょう。また、演説までは様子見を決め込んでいた投資家が、この株高に乗り遅れまいとして、買いを入れてくることも期待されます。
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