個別銘柄情報(3/7分)
三菱自(7211)、野村は投資判断を引き下げ
715円 11円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価800円は据え置いた。18.3期下期から、グローバルに販売する小型SUVやインドネシアのミニバンなど新製品が寄与し、日産自動車(7201)とのシナジーで売上増、コスト減の好影響が中長期にわたり期待できるとの見方は不変だという。しかし、過去3ヶ月でRN Large Capを28%アウトパフォームするなど株価上昇で、19.3期にかけてのV字回復は一定程度織り込まれたと考えたそうだ。
フジクラ(5803)、野村は投資判断を引き下げ
821円 18円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価は同780円から845円に引き上げた。光部品や光ファイバなどの情報通信事業を中心に業績好調で、FPCも底堅く推移しているため、業績予想を上方修正したという。ただし、16年10~12月期決算の発表後に株価は大きく上昇し、過去3ヵ月間でTOPIXを31%アウトパフォーム。現状の株価は割安感に乏しいと考え、投資判断を引き下げたそうだ。
ピジョン(7956)、野村は目標株価を引き上げ
3375円 50円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の3700円から4000円に引き上げた。6日発表された第6次中期経営計画(18.1期~20.1期)は哺乳器・乳首をはじめとする重点6カテゴリを国内外で拡販することや、中国EC販路のさらなる育成、インドやインドネシア、欧州等の成長市場強化など第7次、第8次中期計画で成長を加速させる戦略が示されたという。ベビー用品の内製化、物流改善による収益性向上も合わせて見込めるそうだ。
JALUX(2729)、大和は「1」でカバレッジを開始
2505円 153円高
大和証券は、同社について、新規に投資判断を「1(買い)」、目標株価を2900円でカバレッジを開始した。IHI(7013)向けの整備用部品事業が急成長しており、今後も安定的に拡大する見込みだという。大和では、航空エンジン事業の成長性と、インバウンド需要の底打ちを見込み、バリュエーションのディスカウントは解消に向かうと予想したそうだ。
キヤノン(7751)、JPは投資判断を引き上げ
3388円 74円高
JPモルガン証券は、同社の投資判断を従来の「Underweight」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同2800円から4100円に引き上げた。事務機・カメラ市場の縮小と円高による収益圧迫もあり過去2年間程度下落局面が継続していたが、今回これらの市場、マクロ要因に対して同社の積極的な売上収益構造改革が中期的な利益低下リスクにブレーキを掛け得ると予想できたという。1-3月期の業績回復、配当利回りの高さ、中長期の収益構造変化、等を考慮するとマルチプルは切り上がり始めると予想したそうだ。
オークマ(6103)、GSは投資判断を引き上げ
1325円 29円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同1200円から1600円に引き上げた。ミックス改善の蓋然性も高まっている同社は、16/3期に記録した210億円台の利益水準へと19/3期にも回帰する蓋然性が高まりつつあると考えたという。3Q実績の反映と需要見通しの増額、そしてミックス改善をGS予想へと新たに織り込んだ結果、同社の目標株価を大幅に増額したそうだ。
そーせい(4565)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
12730円 240円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「1」に据え置いたが、目標株価を従来の23000円から19000円に引き下げた。同社の17/3期3Q決算内容、通期計画減額修正を受け、17/3期SMBC日興業績予想も減額したという。従来予想に対し売上高は58億円減額の194億円、営業利益は74億円減額の124億円。減額修正後の会社計画水準としたそうだ。会社計画の下方修正は、米子会社Heptares社が開発パートナーであるAllergan社に導出したアルツハイマー病治療薬(ムスカリン受容体M1作動薬)HTL9936のP2試験入りに伴うマイルストン収入(弊社推定50億円)の期ずれが主な要因であるとSMBC日興では推測したという。
三菱重(7011)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
444.7円 2.0円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「1」に据え置いたが、目標株価を従来の700円から570円に引き下げた。17/3期の営業利益予想を旧2590億円→新2246億円、18/3期を旧3177億円→新,711億円に修正したという。主要3合弁事業(MHPS、M-FET、Primetals)、特にMHPSにおいてシナジー効果の発現が遅れていることはネガティブだそうだ。
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