14日の海外動向と本日の相場見通し 売りが優勢な状況が終日続きそうです

15日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円安の19400円、高値は4日の始値の19530円、安値は14日23時31分の19380円でした。14日のNYダウは続落、前日比44.11ドル安の20837.37ドルでした。原油安を受けて石油株が売られました。NY原油先物相場は7日続落、WTI期近の4月物は前日比0.68ドル安の1バレル47.72ドルでした。OPECが発表した3月月報で、サウジアラビアが2月の原油生産を増やしたと報告したことが嫌気されました。NY円相場は反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=114円70~80銭でした。

 

NYダウ下落、原油先物安、円高というトリプルデメリットに加え、FOMCの結果発表を控えているため、本日の東京株式市場は売りが優勢な状況が終日続きそうです。日経平均の想定レンジは19500円±100円程度です。しかしながら、前場下がれば日銀のETF買い入れに加え、売り方の買い戻しも見込めるため、下値は限定的でしょう。ただし、様子見スタンスの投資家が多いため、閑散相場は続く見通しです。

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