13日の海外動向と本日の相場見通し 円相場次第ですが、日経平均は前日終値を挟んだもみあいが見込まれます
14日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比40円安の18360円、高値は13日23時02分の18420円、安値は13日17時09分の18330円でした。13日のNYダウは３日続落、前日比138.61ドル安の20453.25ドルでした。米軍がアフガニスタンに潜伏する「イスラム国」（ＩＳ）を攻撃するため、非核兵器では史上最大の爆弾とされる大規模爆風爆弾兵器（ＭＯＡＢ、モアブ）と呼ばれる強力な爆弾を落としたことが嫌気されました。また、14日が聖金曜日の祝日で株式市場は３連休となるため、連休中の地政学リスクを避けるため、買いポジションの調整売りも出たようです。NY原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の５月物は前日比0.07ドル高の１バレル53.18ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝109円05～15銭の５銭の円安・ドル高でした。
米株安、円高止まりを受け、本日の日経平均は前日終値を挟んだもみあいが見込まれます。想定レンジは18400円±150円程度です。ドル/円相場が1ドル＝108円方向に振れると、日経平均も下方向に動くでしょう。しかし、109円アラウンドで動くなら、底堅い動きが見込まれます。明日15日には故金日成主席の生誕105周年を迎えます。そこで、ミサイル発射や核実験等が行われると、朝鮮半島の緊張が一段と高まるため、多くの投資家は様子見スタンスを崩さないでしょう。
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