30日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境好転で日経平均は続伸、ゲーセク動向に注目
31日の大阪ナイトセッション日経平均先物９月物は前日比60円高の19580円、高値は終値、安値は30日18時04分の19490円でした。30日のＮＹダウは続伸し、前日比27.06ドル高の21892.43ドルでした。ナスダック総合株価指数は３日続伸し、同66.423ポイント高の6368.309でした。４～６月期の米実質ＧＤＰ改定値が前期比年率3.0％増と速報値から上方修正され、市場予想も上回ったことや、８月のＡＤＰ全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月比23万7000人増と市場予想以上に増えたことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は３日続落、ＷＴＩ期近の10月物は前日比0.48ドル安の１バレル45.96ドルでした。ＮＹ円相場は続落し、前日比50銭円安・ドル高の１ドル＝110円20～30銭でした。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは19500円±100円程度です。ただ、外部環境の好転以外に買い材料が見当たらないため、指数自体は膠着しそうです。注目は昨日波乱の展開になったゲームセクターの値動きです。ゲームセクターはアクティブに株を売買する個人投資家に人気の高いセクターだけに、これが軟調に推移するようだと、新興市場中心に体感温度が下がりかねないとみているからです。また、昨日新規上場したＵＵＵＭ（3990）の値動きにも注目しています。
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