6日の海外動向と本日の相場見通し 重要イベント目白押し、日銀のETF買いだけが下支え要因
7日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比100円安の19870円、高値は6日16時31分の19990円、安値は6日23時07分の19860円でした。6日のNYダウは続落、前日比158.13ドル安の21320.04ドルでした。世界的に金利が上昇し、ハイテク株や通信株を中心に売られました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の8月物は前日比0.39ドル高の1バレル45.52ドルでした。NY円相場は小幅続伸、前日比5銭の円高・ドル安の1ドル=113円15~25銭でした。
ECBが6日公表した6月の理事会の議事要旨を受け、近く金融緩和策の「出口」に向かう可能性が改めて意識され、また、トランプ米大統領は6日、ICBMの発射実験を行った北朝鮮に対し「かなり厳しい対応を考えている」と述べたと伝わっている状況下、G20首脳会議が始まり、6月の米雇用統計の発表も控えています。積極的な買いは期待薄です。日経平均の想定レンジは19900円±100円程度です。日銀のETF買いだけが下支え要因でしょう。
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