19日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は膠着、物色では「5G」に注目

20日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比10円高の20020円、高値は終値、安値は19日21時52分の19950円でした。19日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比66.02ドル高の21640.75ドル、ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数も含め、米主要株価指数は揃って過去最高値を更新しました。発表が本格化している米企業の4~6月期決算は前年同期比で8%強の増益が予想されており、好決算を先取りした買いが入りました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の8月物は前日比0.72ドル高の1バレル47.12ドルでした。NY円相場は続伸、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=111円90銭~112円00銭でした。一時111円56銭の円高・ドル安水準を付ける場面がありました。

 

米株は強いですが、ドル/円相場が円高気味です。このため、日経平均の上値は重そうです。加えて、本日20日は、日銀と欧州中央銀行(ECB)の政策発表を控えています。このため、様子見スタンスを多くの投資家が崩しそうにありません。日経平均の想定レンジは2万円±100円程度です。物色面では、次世代の超高速無線通信「第5世代(5G)」で、日本と米国、欧州、中国、韓国が通信規格を統一すると伝わり、同関連株が賑わいそうです。

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