16日の海外動向と本日の相場見通し 昨日のインチキ上げが剥落する1日
17日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比240円安の23710円、高値は16日17時20分の23990円、安値は17日04時46分の23640円でした。３連休明け16日のＮＹダウは３日ぶりに反落、12日比10.33ドル安の25792.86ドルでした。上げ幅は一時280ドルを超え、節目の２万6000ドルを上回る場面もありましたが、「トランプ米大統領周辺とロシアとの関係を捜査しているモラー特別捜査官がバノン前主席戦略官・上級顧問に証言を求める」との報道をきっかけに売りが優勢になりました。ＮＹ原油先物相場は６日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の２月物は、12日比0.57ドル安の１バレル63.73ドルでした。ＮＹ円相場は５日続伸、12日比60銭円高・ドル安の１ドル＝110円40～50銭でした。
対ドルでの円高が嫌気され、本日の日経平均は３日ぶりに反落しそうです。想定レンジは23700円±150円程度です。昨日は一部の指数寄与度の大きい値嵩株が日経平均を押し上げた感が強いため、見た目の日経平均は強かったですが、内容的には乏しい上昇でした。本日は昨日のインチキ上げが剥落する１日になるのでしょう。
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