1日の海外動向と本日の相場見通し 日経は大幅に3日続落も、小型材料株は堅調か
２日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比460円安の21180円、高値は２日00時36分の21740円、安値は２日05時03分の21030円でした。１日のＮＹダウは３日続落、前日比420.22ドル安の24608.98ドルでした。トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課す方針を表明したことが嫌気されました。ＶＩＸ指数22.47と２月13日以来の高値でした。ＮＹ原油先物相場は３日続落、ＷＴＩ期近の４月物は前日比0.65ドル安の１バレル60.99ドルでした。ＮＹ円相場は続伸し、前日比40銭円高・ドル安の１ドル＝106円20～30銭でした。
米株安を受け、本日の日経平均は３日続落する見通しです。想定レンジは21200円±300円程度です。ボラが上がるでしょう。また、21000円アラウンドでは個人の押し目買いが入るでしょう。そして、前場下落なら後場は日銀ＥＴＦ買い観測で下げ渋る可能性が高そうです。下値メドとしては２月14日の20950.15円が意識されそうです。主力の大型株はほぼ全面安でしょう。ただし、売りの主体は海外勢と裁定業者と観測されるため、彼らが保有していない小型材料株は指数大幅安の影響は受け難いとみています。
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