8日の海外動向と本日の相場見通し 貿易摩擦懸念後退で、日経平均は続伸する見通し
9日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比240円高の21440円、高値は終値、安値は8日17時01分の21140円でした。8日のNYダウは反発し、前日比93.85ドル高の24895.21ドルでした。トランプ米大統領が午後、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を命じる文書に署名しましたが、カナダとメキシコを当面猶予し、輸入制限では、日本などの同盟国も交渉次第で関税を免除する余地を残したため、貿易摩擦への懸念がやや後退しました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の4月物は前日比1.03ドル安の1バレル60.12ドルでした。NY円相場は1ドル=106円15~25銭の10銭円安・ドル高でした。
米株高を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは21600円±150円程度です。本日は、株価指数先物・オプション3月物のSQ算出日です。これで1月下旬からの乱高下の清算が終わります。算出後の需給は落ち着くことでしょう。また、日銀金融政策決定会合の結果発表、15時30分からの黒田日銀総裁の記者会見に加え、22時30分に2月の米雇用統計の発表を控えています。このため、強い相場ながらも、積極的な上値追いは見込み難いでしょう。
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