4日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境良好、日経は25ＤＭＡの攻防へ
５日の大阪ナイトセッションの日経平均先物６月物は前日比50円高の22560円、高値は４日19時02分の22580円、安値は４日16時35分の22480円でした。４日のＮＹダウは続伸、前週末比178.48ドル高の24813.69ドルでした。ナスダック総合株価指数は同52.128ポイント高の7606.460ポイントと、３月12日以来、ほぼ３カ月ぶりに過去最高値を更新しました。１日発表の５月の米雇用統計を受けた買いが続きました。ＮＹ原油先物相場は３日続落、ＷＴＩ期近の７月物は前週末比1.06ドル安の１バレル64.75ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝109円75～85銭の25銭円安・ドル高でした。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは22550円±150円程度です。25日移動平均線（４日現在22553.03円）の攻防となるでしょう。週末の先物・オプションのメジャーＳＱ算出を控え、先物やコール・オプションをショートしている投資家からのデルタ調整の先物買いが入りやすい一方で、現物を中心に戻り待ちの売りが出るでしょう。なお、外部環境が比較的良好なため、相場全体のムードは悪くないでしょう。
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