11日の海外動向と本日の相場見通し 米株安は織り込み済み、円安とオイルマネーで堅調
12日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比80円高の21990円、高値は12日04時49分の22040円、安値は11日始値の21860円でした。11日のNYダウは5日ぶりに反落、前日比219.21ドル安の24700.45ドルでした。トランプ米政権が10日夜、食料品や衣料など2000億ドル分の中国からの輸入品に10%の関税を9月以降に課すという、中国の知的財産侵害に対する制裁関税の追加措置案を公表し、中国も報復措置を講じるとみられていることが嫌気されました。NY原油先物相場は4日ぶりに反落、WTI期近の8月物は前日比3.73ドル安の1バレル70.38ドルでした。NY円相場は3日続落、前日比1円円安・ドル高の1ドル=111円95銭~112円05銭でした。
米国株安はネガティブですが、この程度の下落は昨日段階の時間外取引で織り込み済みです。一方、1ドル=112円アラウンドの円安がポジティブです。このため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは22000円±200円程度です。一部では、「原油価格の上昇を背景に中東のオイルマネーが日本株にじわりと回帰している。」と報じられています。下値では、オイルマネーの買いが期待できそうです。
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