18日の海外動向と本日の相場見通し 113円アラウンドの円安で日経平均は５日続伸へ
19日の大阪ナイトセッションの日経先物９月物は前日比50円高の22850円、高値は19日00時57分の22890円、安値は18日21時08分の22760円でした。18日のＮＹダウは５日続伸、前日比79.40ドル高の25199.29ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は反落、同0.674ポイント安の7854.444ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の８月物は前日比0.68ドル高の１バレル68.76ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝112円80～90銭、05銭円高・ドル安でした。
ＮＹダウが堅調で、且つ、ドル/円相場も１ドル＝113円アラウンドの円安水準のため、本日の日経平均は５日続伸する見通しです。想定レンジは22850円±200円程度です。日銀短観６月調査での大企業製造業の18年度の想定為替レートは１ドル＝107円26銭です。足元の円相場は１ドル＝113円付近と、企業サイドの想定よりも約６円弱の円安水準で推移しています。仮に現在の円安水準が続けば、これは、主力の輸出関連企業の収益の押し上げ要因となるため、少なくとも外需関連には国内外の機関投資家の買いが見込めるでしょう。
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