11日の海外動向と本日の相場見通し アップル関連株に注目
12日の大阪ナイトセッションの日経平均先物９月物は前日比60円高の22710円、高値は12日05時18分の22740円、安値は11日21時06分の22540円でした。11日のＮＹダウは３営業日ぶりに反発、前日比113.99ドル高の25971.06ドルでした。新製品の発表を控えたアップルが大幅に上昇しました。主力ハイテク株が持ち直し、相場を押し上げました。航空機のボーイングが上げたほか、原油高でエネルギー株が買われたのも相場上昇に寄与しました。一方、ナスダック総合株価指数は続伸、前日比48.314ポイント高の7972.474ポイントでした。アップルへの買いがアマゾン・ドット・コムやアルファベット、フェイスブックなど主力ハイテク株全般に波及しました。ＮＹ原油先物相場は５営業日ぶりに反発、ＷＴＩ期近の10月物は前日比1.71ドル高の１バレル69.25ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前日比55銭円安・ドル高の１ドル＝111円60～70銭でした。
前日に米国株が上昇し、ドル高基調が続きましたが、米中貿易摩擦懸念がくすぶり続けているため、日経平均の上値は重そうです。新製品の発表を控えたアップルが大幅に上昇したことから、アップル関連株に注目が集まりそうです。日経平均の想定レンジは22700円±150円程度です。
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