２日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均はもみあい、物色は２極化へ
３日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比60円安の24220円、高値は3日01時10分の24310円、安値は2日18時00分の24090円でした。２日のＮＹダウは４日続伸、前日比122.73ドル高の26773.94ドルと、９月21日に付けた過去最高値を更新しました。一方、ナスダック総合株価指数は続落し、同37.755ポイント安の7999.547ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の11月物は前日比0.07ドル安の１バレル75.23ドルでした。ＮＹ円相場は４日ぶりに反発、前日比35銭円高・ドル安の１ドル＝113円60～70銭でした。
ＮＹダウは強いですが、ナスダックが軟調で、円安も一服しているため、本日の日経平均は24200円を中心としたもみあいでしょう。想定レンジは24200円±150円程度です。下値では売り方の買い戻しが入る一方で、上値では利益確定売りが出る見通しです。とりわけ、個人投資家の逆張り的な利益確定売りが出続けると考えます。逆に、海外勢は買い越してくるとみています。このため、個人の関与率の高い銘柄群は軟調、海外勢の関与率が高い銘柄群は堅調と、「２極化」が鮮明になるでしょう。
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