1日の海外動向と本日の相場見通し 日米共にボラティリティー低下するかに注目
2日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比220円高の21760円、高値は2日04時56分の21780円、安値は1日23時09分の21530円でした。１日のＮＹダウは３日続伸、前日比264.98ドル高の25380.74ドルでした。ナスダック総合株価指数は、同128.158ポイント高の7434.057ポイントでした。米中首脳が貿易摩擦の打開に向けて協議することで一致したと伝わったことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は４日続落、ＷＴＩ期近の12月物は前日比1.62ドル安の１バレル63.69ドルでした。ＮＹ円相場は続伸、前日比25銭円高・ドル安の１ドル＝112円65～75銭でした。
米株が堅調です。これを受け、本日の日経平均は反発する見通しです。想定レンジは21750円±200円程度です。1日のＶＩＸ指数は前日比1.89（8.90％）安の19.34と20を割り込みました。一方、1日の日経ボラティリティー・インデックスは前日比0.13（0.49％）安の26.15と、高止まりしています。これが本日急低下するかが注目ポイントです。これが急低下するようなら、日本株についても、一段と底堅さが意識されることになるでしょう。物色面では、米中貿易摩擦打開期待で、中国関連が人気化しそうです。
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